介護事業所の経営者・管理者を応援する情報サイト

リハビリテーションに関する7つの提言 日本慢性期医療協会

投稿日:2017年3月14日 更新日: 【カテゴリー:その他(社会・時事・医療)

急性期リハの充実・高齢者リハの確立を

地域での暮らしを支えるための良質なリハビリテーションの普及を促進する日本慢性期医療協会は、3月9日に行われた武久洋三会長による定例記者会見の内容を公表し、急性期リハの充実や高齢者リハの確立など7つの提言を示した。

7つの提言とは、「急性期リハビリの充実」「がんリハビリの充実」「出来高から完全包括制へ」「単位数評価からアウトカム評価へ」「知的リハビリの重視」「嚥下・排泄リハビリの優先」「高齢者リハビリの確立」からなっている。

リハビリテーションを利用する高齢者は、慢性病などといった「つらい」「苦しい」重荷を抱えていることが多く、“やらなければならない”といった使命感がつきまとう性格のあるリハビリテーションには抵抗を感じることもあるという。

人材の確保も課題

現状では「心地よいもの」とはいえないリハビリテーションを、いかに「心のケアも身体のケアもできる」高齢者にとって心地よいものに変えていけるかが、リハビリテーション普及に際して当面の課題となるだろう。

リハビリテーションの普及促進は摂食・排泄や知的リハビリの問題とも絡めながら、慎重に考えていかねばならない問題ゆえ、医療施設などにおいて、リハビリスタッフが関与できる体制の確立が求められているといえる。

(画像は日本慢性期医療協会HPより)

▼外部リンク

日本慢性期医療協会 定例記者会見
https://jamcf.jp/pdf/2017/chairman170309.pdf

日本慢性期医療協会
https://jamcf.jp/default.html

関連記事

no image

低所得高齢者への臨時給付金 自民党の会議で了承

費用総額は3,600億円 17日に開かれた自民党・厚生労働部会などの合同会議では、主要先進国の中でも高い水準にある高齢者の貧困率解消への施策として、「1人あたり3万円」となる臨時給付金の捻出費用およそ …

no image

「世界一の介護先進国」へAI活用を 未来投資会議

ロードマップ案を示す 政府が2日に開いた「未来投資会議 構造改革徹底推進会合」では、「世界一の介護先進国」を目指したAI活用のロードマップ案の素案などが公表された。 イノベーション・ナショナルシステム …

no image

“2035年”を見据えた介護の検討会議が始動 厚労省

「健康先進国」を目指す日本 厚生労働省は6日、2035年に日本が“健康先進国”となる像を目指した検討内部会議「保健医療2035推進本部」(以下 会議)を立ち上げ、工程表の作成に取りかかっていることを発 …

no image

働く女性の仕事観をリサーチ 回答が大幅に偏る事項も

二者択一方式で明らかになる価値観 日本の経済成長を目指した「中途採用による人材の流動化」を提唱する株式会社キャリアデザインセンターは、運営している転職サイト『女の転職 type』の女性会員に向けたアン …

no image

町田市で開始のサ高住モデル事業 今後の試金石に

サ高住とは 民間事業者などによって運営され、都道府県単位での認可・登録による賃貸住宅を介護施設として活用する「医療・介護連携型サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)のモデル事業が、東京都町田市で開始さ …