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調理員を介護従事者に 1億5000万円を返還請求

投稿日: 【カテゴリー:事件・事故

不正な勤務形態一覧表で指定更新

広島市は9月30日、介護サービス事業者に対する指定取り消し処分を行ったと発表した。

処分を受けたのは、南区の有限会社百樹が運営する「高齢者総合福祉施設なだの郷グループホーム」。認知症対応型共同生活介護を提供している。

「なだの郷グループホーム」は、介護従業者の員数を満たさない日に、調理員として業務を行う従業者を介護従事者として勤務形態一覧表を作成し、指定更新を受けていた。

返還請求額は介護保険で1億5,288万3,072円、生活保護で521万9,835円となる。

そのほか2事業所を処分

広島市はそのほかに、株式会社アクティが運営する訪問介護事業所「介護ステーション遊」、株式会社オムエルが運営する居宅介護支援事業所「オムエル吉島居宅介護支援事業所」を処分している。

「介護ステーション遊」は、訪問介護員の資格がない者がサービスを提供していたのにもかかわらず、虚偽の記録を作成し、不正に介護報酬を請求していた。

「オムエル吉島居宅介護支援事業所」は、アセスメントやモニタリングなど運営基準に沿った事業を行っておらず、減算請求も行っていなかった。

指定取り消し日は3事業所とも10月31日となる。

▼外部リンク

広島市 報道資料
http://www.city.hiroshima.lg.jp/

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