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ハンドル形電動車いすの事故多発。消費者庁が注意喚起

投稿日: 【カテゴリー:事件・事故

ハンドル操作の電動車いす

手元だけで簡単に操作できて移動に便利なハンドル形の電動車いす。高齢者の間で広く使われている電動車いすの事故が多く発生しているため、消費者庁が注意を求めている。

安全調査委委員会は22日、ハンドル形電動車いすについての報告書をまとめた。意図しない発進が事故原因だったケースの他、操作ミスが事故を誘引したとされるケースについても報告。関係省庁に対し、利用者への運転技術訓練の実施や、メーカーへの操作システムの改善を指導するなどの対応を求めている。

簡単操作の裏側で

ハンドル形の電動車いすは、手でレバーを軽く押すだけで発進させることができる構造。足を使う操作はない。簡単に操作できる反面、意図せずレバーに触れて発進してしまうと事故につながる。また、段差のあるところでは立ち往生しやすく、踏切内で動けなくなって電車と衝突する事故が起きている。

報告書では、平成20年から平成26年までの間にハンドル型電動車いす使用中に起きた重大事故が51件記録されている。電動車いすを使用していた人は、事故により死亡または重傷を負っている。

力を必要とせず簡単な操作で運転でき、高齢者の足として普及しているハンドル形電動車いす。事故を防ぐため、意図しない発進を防ぐ構造に改善することや、利用する高齢者が操作の訓練を行うことが必要とされている。

▼外部リンク

消費者庁ウェブサイト
http://www.caa.go.jp/

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