介護事業所の経営者・管理者を応援する情報サイト

介護報酬改定を受け2割以上の施設でベースアップ WAM調査

投稿日: 【カテゴリー:介護業界

恒久的な財源としては捉えられていない側面も

福祉の増進と医療の普及向上を推進する福祉医療機構(WAM)は14日、今年から実施されている介護報酬改定を受けて、現場にどの程度の影響が出ているのかを調査したアンケートの結果を公表している。

その結果によると22.4%の施設で賃金のベースアップが行われていることが明らかになったが、その増加分の支給は一時手当てなどの副次的な支給方法が主となっており、WAMでは現状を「介護職員処遇改善加算で捻出された分を恒久的な給与財源に回すことには、事業者の間でためらいがみられる」と分析している。

事業者の半数以上が「減収」の経営見通し示す

今後の収益の推移を各事業者がどう予想しているかを訪ねた項目では、対象の56.7%が「減収になる」との見通しを示していた。

すでに処遇改善加算の届け出を行っていると答えた事業者は全体の99.0%に上っており、制度の浸透率には問題がない状況が伺い知れたが、経営悪化などで処遇改善が困難な事業者のための措置である「特別な事情に係る届出書」の提出率は1.8%に留まっていた。

また今回のアンケートによると3割以上の施設で介護職員以外のスタッフの処遇も改善の方向に向かっていることが示されており、今後の介護業界の規模拡大を見通しても、公平性の確保の面で有意義な傾向が見てとれたともいえる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

平成27年度介護報酬改定等の影響に関するアンケート調査の結果について
http://hp.wam.go.jp/Portals/0/docs/gyoumu/keiei/pdf/2015

関連記事

no image

介護施設でハリウッド化粧品の指導員がセミナーを開催

いつまでもイキイキ暮らすための工夫 社会福祉法人嘉祥会は、化粧品の製造販売をおこなうハリウッド株式会社の研究部門であるメイ・ウシヤマSBM研究所と協力し、2016年8月10日に高齢社会の健康・いきがい …

no image

「高齢者の生活を支えるネットワークセミナー」開催について

それぞれが求められている役割とは何か 社会福祉法人全国社会福祉協議会の主催により「高齢者の生活を支えるネットワークセミナー」を開催する。 開催テーマは「市民がつむぐ高齢社会(集う・学ぶ・生み出す“場” …

no image

福祉教育専門校の介護就職フェア、名古屋にて開催

東海地区の事業所・施設など約20社が参加 株式会社日本教育クリエイトが運営する福祉教育専門校・三幸福祉カレッジ名古屋校は、2月19日、介護就職フェアを名古屋にて開催する。 同フェアは、これから介護職を …

no image

「水分補給食品」を活用した高齢者の脱水対策に関する調査結果

今年も熱中症が多く発生している 気温や湿度が上昇し、熱中症や脱水を起こしやすい季節になってきた。消防庁の発表によると5月11日~17日の7日間で、全国で熱中症による救急搬送は480件、そのうち45.8 …

no image

介護予防にロボットを活用する!「介護レク研究会」大阪市にて開催!

介護レクリエーションをテーマに BBC株式会社内のスマイルカンパニーでは、大阪市でおこなわれる「介護レク研究会」に企画協力する。 同研究会は、「介護予防・認知症予防のためにコミュニケーションロボットを …