日本医療労働組合連合会(日本医労連)は、日本医労連に加盟する介護施設(特養、老健、グループホーム、小規模多機能施設、複合型サービス施設、短期入所施設)に対して「2014年介護施設夜勤実態調査」を実施した。

夜勤勤務実態調査は今回で2回目の実施となっており、実施時期は昨年の6月から11月までおこない、119施設より回答を得たという。
介護施設での夜勤の実態は、3交代を実施している職場は12%に止まっており、9割近くが日勤と夜勤の2交代制の職場となっている。また、2交代制職場の7割が、勤務時間16時間以上になっている。小規模多機能施設や複合型サービスでは、グループホームでも2交代制夜勤が9割をこえている。
介護施設では非正規職員の割合も多く、グループホームや小規模多機能施設、複合型サービス施設では、約5割の非正規職員が夜勤についており、非正規職員に頼らざるを得ない状況となっている。
勤務シフトについては、1日のシフトに早番、日勤、遅番、夜勤などがあり、平均で4.9通りのシフトを使っており、最大で10本以上のシフトを使う施設もあった。
介護施設の特徴であるが、シフトは利用者の生活リズムに合わせている施設もあり、介護施設で働く職員に大きな負担がかかっていることがわかった。
調査結果より医労連は
と意見している。
(画像は医労連ホームページより)
▼外部リンク
医労連(日本医療労働組合連合会)ホームページ
http://irouren.or.jp/