スマイルサミット開催について
横のつながりを体感できるイベントを
毎月の定例会を重ねていく中で、ある思いがフツフツと浮かんできました。
それは『介護の現場職にとって仕事にいかせる学びと、働く力になる横のつながりを体感できるイベントを開催したい。』というものでした。
これが開催の原点です。
参加すると笑顔になって帰れる介護職の集まりということでスマイルサミットと名付けました。
第一回目の開催
第一回では会場の手配を介護ラボしゅうの立ち上げからお世話になっていた、日本大学文理学部の上之園先生のご協力のもと日本大学文理学部の教室をお借りできることになりました。
また、講師陣にはそれまでサポートしてくださっていた方々が参加してくださったり、交流会のオーガナイザーとしてNPO法人ubdobe岡さんの協力を得ることなどができました。
講師のお願いをしたり、会場の準備をするなど、これまでの定例会の事前準備とは全く異なるものへのチャレンジでしたが、協力してくださる方々や仲間の力が大きく、開催への助けになりました。
特に会場探しなど事前準備は本当に大変でした。金額や規模などを考えながら場所を押さえていくため、同じように大きなイベントの開催を考えている方は、ある程度時間に余裕をもって準備に当たることをお勧めします。
もう一つのチャレンジ
また、スマイルサミット開催にあたりもう一つチャレンジしたことがあります。それはスポンサー集めです。思いに共感してくださる企業さんから開催費用のサポートを集めたのです。『介護』というキーワードで企業を選定し、企画書を作り営業を始めていきました。
企画書作りも初めてのことでしたし、営業をかけてもうまく繋がらない現実に心が折れそうになりました。しかし、何度も失敗し改善策を考えることができたのはいい経験でした。
一回目の経験もあり、二回目では助成金を頂くことができました。
二回目でも一回目同様に講師の方々にご協力頂いたり、準備から当日までの準備を一緒にしてくださった仲間のおかげで開催にこぎつけることができました。
スマイルサミットで得たもの
スマイルサミットの開催を通じて、他の団体や組織など多くの方と一緒に進めていくことで、自分自身の足りないところや意識していなかった部分などを確認し、各人の強みを引き出し、弱みを補うことなど普段では学ぶことができない貴重な経験をすることができました。
また、スマイルサミットを開催して良かったことは、多くの方の学びに対する満足度の高さをアンケートから感じることができたこと、何より参加してくださる方々の笑顔を見られたことです。
「来て良かった」、「次回は仲間を連れて来たい」など嬉しい言葉を笑顔とともに頂けました。
この経験は決して自分一人ではたどり着けないところです。一緒に準備してきた仲間に感謝するとともに、次に生かすことができるように精進して行きます。
これからの活動への想い
現在は第三回に向けて準備をしています。更にパワーアップしたイベントになるように邁進してまいりますので、皆様のご参加をお待ちしております。
介護ラボしゅうでは、定例会の活動やスマイルサミットのようなイベントを通じて、介護職の魅力を感じていただき、その強みを社会にぜひアピールしていきたいと感じています。
このような活動を通じて、自分自身の現状を知るきっかけや、アイデアを手に入れることができることを一緒に経験してみてはいかがでしょうか。
誰もが人生で必要な日が来る介護。介護職の知識・経験が日本の未来を明るくすることでしょう。
介護の力を信じ、ぜひみなさんで一緒に介護の魅力を伝えていきましょう。
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執筆者:中浜崇之