「介護ラボしゅう」の介護活動を知ってもらうために行ったこと
目次
どのような情報発信を行ったか
参加者の方々に会の存在を知っていただくために行ったことを、行った順番でお伝えしていきたいと思います。
段階としては、誰に届けるかで、4つほどのフェーズになるかと思います
(1)職場にしか知り合いがいない
(2)職場外に少し知り合いがいる
(3)外部(自分の知らない人)にも参加してもらいたい
(4)さらに多くの人に情報を届けたい
フェーズ(1)職場にしか知り合いがいない
職場にしか知り合いがいないのであれば、身近な人の中から、想いに共感してくれる人や関心を持ってくれる人に情報を届けましょう。少人数でも構いません。大切なのは、まずスタートすること。第1回目は有志の作戦会議でも良いと思います。
同じ気持ちの方と一緒になってどんな方向性で進めていくのか、どんなゴール設定をするのかなど話していくと、より行動する意欲が湧き出てきますよ。職場の上司に話すことも大きな力を得る機会になるかもしれません。上司の方であれば自分とは違った繋がりを持っていたり、「事」を起こす際のサポートをしてくださるかもしれません。
フェーズ(2)職場外に少し知り合いがいる
職場外に少しでも知り合いがいるのであれば、ぜひその方をお誘いしましょう。お誘いする際に、その知り合いの方の仲間に会に興味を持ってくれそうな人はいるか。または誰か一緒に来てくれないか聞いてみることを、ぜひお勧めします。自分のつながりではないところにも同じ思いを持っている人がいることがあります。
また、会のことを宣伝し声かけしてもらえないかお願いすることで、自分と直接つながりがない人たちに情報を届けてもらうことです。
自分で伝えるより、他人が伝える「噂」となるとより関心が湧きやすいものです。例えば、自分が作ったカレーライスを「美味しい」と自ら言うよりも、第三者が「中浜が作ったカレーライスはうまいよ」って言ってもらう方が、話を聞いた時の信憑度は高くなり、関心が湧きやすいものです。ネットでよくある口コミの効果と同じだと思います。自分の仲間→自分の知り合い→仲間の知り合い→知り合いの知り合いという流れで情報が伝わっていくと自分では想像もつかなかったところまで情報が届くようになると思います。
フェーズ(3) 外部(自分の知らない人)にも参加してもらいたい
外部(自分の知らない人)にも参加してもらいたい場合は、しっかり宣伝していく必要があります。
宣伝の仕方には二つあります。
一つ目は、『直接情報を届けること』です。
様々な集まりや勉強会に参加し、そこで出会った方々に活動の情報を伝える。その際、チラシ(パンフレット)と名刺があると、より良いでしょう。自分がどんな想いを持って活動しているのか。自分がどんな人間なのかというのは、直接会って話すからこそ、より伝えることができると思います。知らない人との出会いを楽しみながら、どんどん知り合いを増やしていきましょう。
二つ目は、インターネットを使った宣伝です。以前にもご紹介いたしましたが、ホームページやブログを持つと良いでしょう。情報拡散力という点ではFacebookの使用がオススメです。かなり多くの方とのつながりを作ることができますし、相互にコミュニケーションを取りながら情報を届けることができます。Facebookページを作り、イベントページの作成することで告知から集客までを一気に進めることができます。「介護ラボしゅう」でも、現在では、参加者の80%以上はFacebookで情報を取得していただき、参加してくださっている方です。
SNSは取り入れることが必須であると思います。
フェーズ(4) さらに多くの人に情報を届けたい
さらに多くの人に情報を届けたい場合は、他の会とコラボレーションしたり、他の会のお手伝いをするなどして、自分だけのつながりでは届けられない層にまで、どんどん情報を伝えることです。私も様々な会のお手伝いをすることで、勉強させていただきつつ、自分の会の情報発信もさせてもらいました。
また、イベントを他の会と合同で開催することでこれまでにはなかったつながりができ、コンテンツや参加者の幅が拡がっていきました。
あと、継続した結果でありラッキーなことなのかもしれませんが、雑誌やサイトなどに取材で取り上げてもらうと、やはり認知拡大量はすごいものになります。取材を受けることがゴールではないので、目標とすべきことではないのかもしれませんが、何かのきっかけで取材をしていただけると嬉しいことですし、とても強い宣伝効果も得ることができます。
次回はフェーズ(4)の部分にあるような他の会とのコラボレーションが実現できたスマイルサミットをご紹介いたします。
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執筆者:中浜崇之