大きく変わる「社会のしくみ」と「社会保障制度」


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地域を支援する介護施設と在宅で365日24時間支援体制のできる居宅サービスが生き残る時代に

2013年8月社会保障制度改革国民会議が示したメッセージは「病院・施設完結型(収容)」から「地域完結型(地域支援・移行)」の医療と介護です。必要な医療(治す医療と支える医療)と必要な介護(回復・改善・維持させる介護)を支援するメッセージです。

したがって、悪化させる医療と介護は病床・介護居室及び医療介護サービス等の転換・削減されていくことになります。

 

つまり、①治す医療(高度急性期病院)と支える医療「地域を支援する病院と在宅医療(365日24時間支援体制)②地域を支援する介護施設と在宅で365日24時間支援体制のできる居宅サービスが生き残る時代に大きく変わります。

 

医療と介護へ大改革のメスが入る2018年同時改定を踏まえた事業経営を

そこで、これまでの制度で守られ、規制で守られてきた医療・介護現場は意識改革と組織再編が重要となります。次期2018年の医療・介護の同時改定は大改革のメスが入る制度改正と報酬改定が想定されます。

 

これからは、2014年診療報酬改定・2015年介護報酬改定を検証し、

 

  1. 「経営者」は2025年を見据えた、目指すべき姿を現場に、地域に示す。
  2. 「法人幹部」は次期2018年を予測し、これから3年間「現場は何をすべきか・そして地域で何をすべきか」を示す。
  3. 「現場管理者・監督職」は事業を展開する地域をアセスメントし、地域ニーズの把握と地域連携(事業者・住民:シームレスケア)を進めていかなければなりません。
  4. 「現場主任・リーダー」は、患者・利用者・家族をアセスメントして、プラン(支援計画)とサービスがつながる仕組みを構築する。
  5. 「現場スタッフ」は、多職種協働による適切な支援計画に基づくサービスを提供する(勝手な支援をしない)。

 

以上のことを皆さんと一緒に考えていきましょう。

 

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