介護現場で感じたこと~介護ラボしゅうの誕生きっかけ~


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介護事業者ネットワーク「介護ラボしゅう」。この会を立ち上げるきっかけは、現場での経験にありました。第一回目の今回は、中浜はどんなやつなのか。そして私が介護現場に入り、感じたことはどんなことだったのか、お伝えしていきたいと思います。

Who I am

「介護を文化へ」これが私のライフワークです。

「文化って?おおげさな」と思う方もいらっしゃるでしょう。もう少し簡単にお伝えすると、介護が誰にとっても身近なものであること。また、介護職がより魅力的になることを目標にしています。

 

私が、介護の現場に入って今年で11年目を迎えています。当初は、まさかこんなに続けるとは思ってもいませんでした。もともとひどい人見知りで、親にも「お前が人と関わる仕事につくとは…」と驚かれたほどですし、18歳くらいまで女の子と話すのも得意ではなかったからです。

 

そんな私がなぜ介護の仕事に就いたのか。それは18歳の時、デイサービスでの一日体験がきっかけでした。

人と話をするのが苦手な私でしたが、おじいちゃん・おばあちゃんとの時間は、とても楽しく感じられました。今思うと、私の「おしゃべり」がうまくいったというよりも、珍しい若造の訪問におじいちゃん・おばあちゃん達から質問攻めが起こり、それに私がただ答えていただけ。何を話したかなんて全く覚えていないのですが、とにかくおしゃべりがとても楽しかったのです。何もしてないけど喜んでくれているのがとにかく嬉しかった。

 

その後しばらくは、洋服屋の店員や中学校のサッカーコーチをしたりして過ごしていましたが、20歳のときに自分の将来を改めて考えたとき、デイサービスでの体験の楽しさを思い出し「介護を仕事にしよう」と思い立ちました。それからヘルパー2級の資格を取得し、実習先であった特養でアルバイトで勤務させていただいたことが介護の仕事の始まりです。

 

そういえば、ヘルパー2級の授業で今でも忘れられないことが一つあります。それはある先生がおっしゃった「介護は優しさだけでは出来ないのよ」という一言。「介護は優しさ」と思っていた私は、はっとさせられました。今となっては、とても重要なことだと感じていますので、自分が後輩や学校の生徒の方々には同様にお伝えしています。

 

介護の現場に足を踏み入れる

最初の介護現場は施設(特養)介護でした。施設に初めて入った私はカルチャーショックに近いものを受けました。見るもの全てが新鮮で、出てくるのは疑問ばかり・・・。

 

「なんで廊下が円を描いているんだろう?」

「外との入口に電子錠がかかってるのはなぜ?」

「スタッフに女性が多いな」

「とにかく忙しそうだな」

 

そんな風に始まった介護の仕事でしたが、先輩から考え方や技術を学ぶ日々でもありました。

多くの方を対応させてもらえること、先輩の技を見られること、介護職だけでなく専門職がいること。施設介護の経験は、介護を始めたばかりの私には良いものだったと思います。

 

余談ですが、施設介護経験者としては、これから介護を仕事にしようと考えている人、介護技術・知識の向上を目指す人には、施設経験はオススメしたい。

施設介護は、非常に忙しく、流れ作業と捉えられることが多いと思います。多数の利用者さんの生活を守るために、そういう部分があることは否めません。ですが、施設での生活の中で利用者さんの生きる喜びを実現していくのが施設介護職の責務ですので、大げさなことはできなくても、毎回の食事や入浴などをいかに楽しい時間にするのかを考えて実践していくことが、とても重要であると思います。

 

最初から施設に住みたいと思っていらっしゃる利用者さんは、ほとんどいないと思いますが、最期を迎える時に「施設に来ても悪くなかったな」なんて思ってもらえるようにケアをしていくことができれば、施設介護も楽しいことが多くなる。こんなに長い間利用者さんと時間を共有できるというのは施設介護特有だと思います。

※介護ラボしゅうでのひとこま

 

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