訪問介護事業 成長のカギ・サービス提供責任者に求められる能力Vol.2


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リスクマネジメント能力

訪問介護サービスには、サービス提供中の事故はもとより通勤中も含め様々なトラブルが起きる危険性があります。

 

サービス提供責任者は、物品の破損、通院介助中の骨折、鍵の紛失、感染、といった起こりうる様々なリスクを具体的に想定し、対応や対案を講じておく必要があります。

例えば、掃除機が破損したという状況で、それがヘルパーの使い方のせいなのか掃除機の老朽化であったのかわからない場合にはトラブルの元になってしまいます。ヘルパーが利用者宅で使用する家具や掃除用具などについては、あらかじめ消耗状況や耐久性をサービス提供責任者と利用者、両者の目で確認しヘルパーに伝えておくことが大切です。

 

また、訪問時に利用者が不在の場合、意識がなくなっている場合、大きな災害発生時など、利用者の生命安否に関わる状況の時には予想される状況を踏まえ、利用者の家族以外の関係者や利用者と関係のある各機関の連絡先を把握しておくこともリスクを減らす方法の一つです。

「ヘルパーが訪問した時に不在であったためヘルパーを帰して、その数日後に中で利用者が倒れているのが確認された」ということになれば重大な事態に発展しかねません。利用者の安否を確認する術を事前に講じておきましょう。

 

 

 

医療的知識の必要性

介護技術は利用者の身体に触れる職員全てに必要なものですが、サービス提供責任者には医療の知識も必須です。

 

例えば利用者の下痢が続いている場合、原因が心因性のものかノロウイルスなどによる食中毒や感染性胃腸炎かなどの判断により初動が変わっていきます。他にも、過敏性腸症候群、内臓機能低下、体の冷えなどあらゆる可能性を考えられる知識を持っておくことで、いち早く利用者の体調の変化に気づくことができるでしょう。

その気づきは、ケアマネだけでなく、医師にとっても重要な情報源になるでしょう。

 

最近では看取りまで在宅で行う方向性になってきています。訪問介護事業者と訪問看護や医師との連携はとても重要なものになってきました。サービス担当者会議で医療従事者の発言を理解し咀嚼できるだけの知識を持っていることで、利用者の生活から考察した意見を医療従事者に述べることが出来るともいえます。ケアマネや医師に症状を伝える際も円滑に話ができ、サービス提供責任者自身への信頼へともつながっていくでしょう。

 

医師から信頼される事業所は、安心して利用者を任せられると評判になっていく可能性が高いのです。

 

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