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大きく変わる「社会のしくみ」と「社会保障制度」vol.2


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地域づくりのための大切なポイント

「医療・介護・予防・住まい・生活支援」の5つの機能による「各地域における地域包括ケアシステム」への対応と2025年問題を見据えた改革。それは「地域づくり」の第一歩となります。

今回は地域づくりのための大切なポイントを挙げてみました。

 

I 国民(住民)の自覚と覚悟、理解と協力=意識改革

 

・生涯現役(死ぬまで役割はある)で、できることはしていただく

・地域で看取る・・・病院死から介護施設・在宅死(自宅・賃貸等)への移行

 

II 予防と住民主体の身近な「生活支援サービス」の確保=「地域づくり」

 

1 身近な支援体制の範囲

・隣近所(向こう三軒両隣、隣組、自治会での賛同者)

・仲間(賛同者)

 

2 組織体制

・任意団体

・NPO法人

・株式会社

・生活協同組合

 

3 継続性のある活動・・・活動と参加(ボランテイア活動から有償ボランテイアへ)

※有償ボランテイア活動※コミュニテイビジネス活動

・生活支援(配食・見守り・声かけ・ゴミ出し・雪かき・近くへの移送・買い物等)

・居場所づくり:サロン・カフェ(予防通所・家事援助等地域支援事業含む)

・地域の文化・産業継承・産業創出

 

III 住まい系(サ高住・住宅型有料・特定・特養等)

 

1 機能(役割)を明確に

・特養

・特定施設

・グループホーム

・介護付き有料老人ホーム

・サ高住

・住宅型有料等

 

2 重度者・医療的支援者対応の住まい(入居費8万円未満)

 

3 低所得者等対応の住まい(入居費8万円未満)

 

4 住まい+身近な生活支援サービスが求められます。

 

IV 「在宅医療と在宅介護」は地域支援型病院・介護施設との連携・協働で、365日24時間切れ目のない(シームレスケア)対応(自社完結又は地域連携による完結)が求められます。

 

1 在宅医療は、「365日24時間の診療・訪問診療」を確保するにあたり、3ヵ所以上の医療機関との連携・協働が必要不可欠です。

 

2「地域包括ケアステーション」機能体制の整備

・機能強化型訪問看護ステーション(駐在型訪問看護含む)の整備

・定期巡回・随時対応型訪問介護・看護体制の強化

 

3 365日24時間切れ目のない介護サービス体制

・医療的支援型・・・看護小規模多機能型居宅介護

・認知症・中重度者対応・・・小規模多機能型居宅介護

・多機能な通所・訪問・お泊り機能+訪問医療体制

 

V 「病院と介護施設」では地域における「役割と機能」を明確にしましょう。

 

1 病院

・三次医療:高度・一般急性期病院

・二次医療:地域支援病院

 

2 介護施設

・介護療養型病床:医療的支援の必要な入院のみに限定

・介護老健保健施設:在宅復帰・在宅支援施設で平均在所日数90日を目ざす

(2018年までには180日)

 

2025年問題に向けて地域包括ケアシステムを構築するには、以上のような要素・機能が必要とされ、求められます。しかし、現状においては、全国各地で地域格差(意識・ニーズ・資源等)があり、今後ますます拡大していくことでしょう。

そのようななかで医療・介護事業者は、事業を展開する地域をしっかりアセスメントしていきましょう。

次回は、上記I~Vまでの機能に関して、市区町村・地域包括支援センター(中学校区・日常生活圏域)エリアで、法人としてどのように関わる(役割分担と目ざす姿)のか? 法人経営者及び幹部の視点でから考えてみます。

 



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