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注目が集まる見守り介護ロボット!特徴やメリットは?


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見守り介護ロボットかぁ。わしは機械機器の使い方が分からないから心配じゃ。

そんなこと無いよ!センサーが付いているからしっかり利用者を見守ってくれるよ!

そうだね。最近、ロボットを導入している介護施設も増えているという情報も聞くから、心配しなくて良いかな。

なるほど!ロボットの進歩はすごいのぉ!

超少子高齢化の時代を迎え、2025年には38万人の介護職の不足が予測されています。

現況、介護職は労働環境が厳しく、低賃金であることも理由になり人気がない状態が続いており、介護人材の確保が喫緊の課題になっています。

そこで、注目されているのが介護ロボット。介護職の日常の業務負担を減らし離職率を低下させる効果が期待されると共に、介護の質の向上にも役立つとされています。

中でも「見守り介護ロボット」は、夜間の巡回など介護職にとって特に負担になる業務の軽減のために導入する事業所が増えており、介護現場から熱い視線を向けられています。

見守り介護ロボットの種類や特徴、費用などを知りたい方はこの記事を参考にして下さい。

ロボット

見守り介護ロボットについて

介護職の負担を大幅に減少させることが期待される見守り介護ロボット。その特徴を説明します。

介護ロボットとは?

介護ロボットとは、それまで人力で行っていた介護の業務を可能な部分について代替することで、介護業務の負担軽減や質の向上に役立てるための技術です。

ロボットといっても、人型のロボットのみを指すのではなく、体に装着するものやセンサーを使ったものなど幅広く人工知能や工業技術を用いたものです。

これから被介護人口が増えていく中で、介護ロボットの活用は必須になってくると考えられています。

見守り介護ロボットとは?

センサーなどを用いて入居者がベッドから離床していないか、徘徊していないか、そして体調はどうかなど様々な変化を見守るロボット技術です。

夜間の見回りなどは介護職員にとって特に負担感の強い業務ですが、見守り介護ロボットを導入することで不要な見回りを減らし、必要な業務に注力できるため注目を集めています。

ほかの介護ロボットと比較した、見守り介護ロボットの特徴

介護支援や自立支援など、現在では多様な分野で続々と介護ロボットが開発されています。その中でも介護現場で熱望されているのが見守り介護ロボット。

その他の種類の介護ロボットは、介護者が体に身に着けて肉体的な負担を減らしたり、入居者が装着して歩行の支えとしたりと、既に行っている動作の補助をするものがメインでした。

一方、見守り介護ロボットはセンサーなどを用いて24時間絶え間なく安全に見守れることや、複数人を一気に見守れることなどからも、介護職の負担軽減に特に役立つ特徴を持っているのです。

見守り介護ロボットの種類について

見守り介護ロボットは開発が進むにつれ、続々と新しい種類が発表されていますが、現在主にセンサー版と機器版の2種類が普及しています。

センサー版

特徴

見守り介護ロボットの中で、気軽に使えて特に人気が高いのがセンサー版。

センサーを設置することで入居者に精神的な負担をかけることなく、そっと見守ることができるのが特長です。天井や壁などにつけてセンサーにより動作などを見守ります。

シルエットを撮影して、事務所にいる職員に現在の入居者の状況を送るものもあれば、喉の動きなど細かい異変を察知するものもあるなど、事業所ごとのニーズに合わせて、多様な機能を持った見守り介護ロボットが販売されています。

メリット

センサー版の一番のメリットは、入居者に精神的な負担をかけないことです。

体に装着する必要がなく、センサー自体も小さなものなので普段の生活の中で存在を意識することはありません。

また、介護職員にとってもシルエットや画像で状況を確認することで、事務所でほかの作業を行いながらも入居者の様子を把握できるメリットがあります。

デメリット

人によっては、監視されているという印象を抱くためセンサー版の見守り介護ロボットの設置を嫌がる場合もあります。しっかりと目的を説明した上で、ご理解いただくことが大切になります。

機器版

特徴

機器版は、ベッドなどに設置された機器で離床や睡眠の状況などを見守るものを初め、人型のロボットなどこちらも多様なニーズに対応します。

ベッドに設置するものであれば睡眠の状況をつぶさに確認し、人型のロボットであればコミュニケーション支援も兼ねるなど、センサー版にはない機能を持っているのも魅力です。

メリット

機器版のメリットは、ニーズに合わせて多様な機能が用意されていることです。見守りだけではなく他に必要な機能も考えながら、ニーズを満たすものを選択できます。

デメリット

センサー版では入居者が存在に気付くことがなく、負担が少ないことがメリットでした。

機器版は種類にもよりますが、見守りロボットが導入されていることを入居者が意識することになり、負担感を与えてしまうことがありますので配慮が必要です。

見守り介護ロボットの費用

費用が高額なため導入に踏み切れない施設も多い見守り介護ロボット。費用はどの程度かかるのでしょうか。

センサー版の見守り介護ロボットの費用

費用の目安

ご家庭で使える簡易的なものであれば、数万円で購入できるものも増えています。

事業所で使う人の動きをシルエットで常時確認できるような本格的なものであれば10万円~50万円、機能によってはさらに高額なものもあります。

必要な機能を絞ってリーズナブルに購入しましょう。

機器版の見守り介護ロボットの費用

目安

機器版は種類によって価格も大きく異なります。まだ普及していないコミュニケーション機能を兼ねたものだと10万円から、高いものでは50万円を超えるものもあります。

しかし、ベッドに設置するものなど比較的普及しているものであれば、安く導入することも可能でしょう。

メンテナンス費・修理費

センサー版、機器版共にメンテナンス費と修理費が含まれている商品と、別途請求となる商品があります。

先端技術を駆使した精密機械であるため、メンテナンスや修理に数万円の費用がかかる場合もありますから、事前に確認することが大切です。

まとめ

介護職不足が深刻な社会問題となる中、有効な打開策として期待が集まる見守り介護ロボット。

夜間の見守り業務などの負担を軽減して、介護職の離職率低下に一役買うと共に、ほかの業務に集中できることによるサービスの質の向上にも役立ちます。

しかし、現在では価格は高い状態にありますので、国や地方公共団体からの補助金を活用し、できるだけ導入コストを抑えましょう。

見守りロボットを導入して介護職員の負担を軽減し、入居者の満足感の高い事業所運営をする経営者が増加することが望まれます。

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