独立開業・起業

デイサービス(通所介護)フランチャイズ開業に向け、絶対におさえておきたいこと


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カイポチ、最近デイサービスの開業準備は進んでるか?

それが…開業のノウハウとか知らないから、まだ行動に移せなくて…

そんな時は、フランチャイズについて調べてみると良いぞ。是非、勉強するのじゃ!

デイサービス(通所介護)フランチャイズで開業・事業立ち上げを考えている経営者の皆様。

デイサービス(通所介護)フランチャイズの開業にあたり、いったいどの介護フランチャイズにしたらよいのかお悩みではないでしょうか?

また、今回の記事では、デイサービスフランチャイズの比較・整理をしていきます。一読し、ぜひ今後の経営にお役立てください。

フランチャイズ

デイサービス(通所介護)ってどのくらいあるの?

デイサービス(通所介護)とは、在宅生活の高齢者が日帰りで介護ケアを利用できる介護サービスです。

専門の介護スタッフが自宅と事業所を送迎し、通所介護事業所にて食事、入浴、機能訓練、レクリエーションなどのサービスを提供します。

在宅で生活する高齢者にとっての気分転換となり、介護者である家族の介護負担の軽減としてレスパイトケアの目的もあります。

デイサービスには、大規模型、民家型、リハビリ型と3種類ありますのでそれぞれご紹介します。

種類

大規模型

大規模型とは1日定員30名程度~の通所介護事業所です。大規模事業所I(ご利用者月平均人数750名以上~900名以下)大規模事業所II(ご利用者月平均人数900名以上)に分かれています。

スタッフやご利用者の人数が多いため、多くの方と様々な社会交流を希望する方に向いており、施設やサービス、設備が充実している事業所が多いです。

民家型

民家型とは、もともとある一軒家を使う、改装するなどしたデイサービスのことで、定員は10名以下という事業所が多いです。介護保険法では地域密着型通所介護にあたります。

完全なバリアフリーとはいかないものの、小規模でアットホームな交流を希望する方に向いている事業所です。

ご利用者ひとり一人に対する手厚いケアが特徴で、集団での生活が馴染めない方であっても、知人の家に遊びに行くような雰囲気の中利用することができます。

しかし、設備が十分でない事業所もあるため、ご利用者の心身の状態によっては受け入れ困難なケースも少なくありません。

リハビリ型

リハビリ(機能訓練)に特化したデイサービスで午前・午後と半日単位で利用し、食事や入浴などの提供がない事業所が多いです。

専門性の高い機能訓練を受けたい方、体力作りをしたい方に向いている事業所で、ジムに通うような感覚で利用できるのが特徴です。

事業所数

デイサービスの事業所は、2000年に介護保険制度が始まって以来右肩上がりに増加しています。国の制度や方針が施設入所から、通所介護や訪問介護による在宅介護へシフトチェンジしたことが背景にあります。

4万3400件とコンビニ大手の全国店舗数(約5万4300件)とほぼ同様のスケールとなっています。

2013年から2015年までの著しい増加となっており、その要因はデイサービスフランチャイズの誕生による、参入障壁の押し下げにあるといわれています。

事業所数が多いということは競争も激化しており、その結果、倒産している事業所も多いということです。

だからこそ、開業する前に、資金繰りや経営の仕方に関してしっかりと理解しておく必要がありますので、ここで成功させるデイサービス作りを学びましょう。

デイサービス(通所介護)フランチャイズの費用

デイサービスFCにおける費用に関して、下記に各デイサービスFCの費用を開業資金、ロイヤリティ、加盟金に分けてご紹介します。

A社

  • 開業資金:約500~800万円(別途運転資金800~900万円が必要)
  • ロイヤリティ:6%~(売上により変動します)
  • 加盟金:定員15名以下の場合310万円~

B社

  • 開業資金:約700万円(別途開業準備金約60万円が必要)
  • ロイヤリティ:1カ月10万5000円(固定)
  • 加盟金:200万円

C社

  • 開業資金:600~800万円
  • ロイヤリティ:5%(1事業所目)、10万5000円(2事業所目開設以降)
  • 加盟金:350万円+保証金50万円+研修費50万円(すべて税別)

D社

  • 開業資金:1000 万円(加盟金280万円、物件取得費100万円、改装費80万円、消防設備400万円、車両100万円、備品70万円等)
  • ロイヤリティ:月額13万円
  • 加盟金:280万円

E社

  • 開業資金: 約1000万円(加盟金200万円、開業準備金300万円、教育・訓練費92万円、開発・開設費100万円、物件取得関連費308万円:物件30 坪+駐車場2台設定)
  • ロイヤリティ: 6%
  • 加盟金:200万円

F社

  • 開業資金:440万円+物件取得費、内外塗装費
  • ロイヤリティ:月額5万円
  • 加盟金:390万円(別途保証金50万円が必要)

G社

  • 開業資金:125万~325万円
  • ロイヤリティ:介護保険収入の8%
  • 加盟金:100万円

H社

  • 開業資金:2000万円(20坪/加盟金・設計費・研修費・施行備品費・運転資金・その他雑費含む)※車両購入費、物件習得費が別途必要
  • ロイヤリティ:15万円/月(システム使用料別途3万円)
  • 加盟金:350万円

I社

  • 開業資金:1000万円
  • ロイヤリティ:15万円/月
  • 加盟金:350万円

J社

  • 開業資金:700万円(加盟金+開業キット…212万円)
  • ロイヤリティ:固定4%+継続的指導料1~5%(売上により変動)
  • 加盟金:200万円+開業キット12万円

デイサービス(通所介護)フランチャイズの対応エリアと契約年数

デイサービスFCにおける対応エリアと契約年数に関して、2.で記載した各デイサービスFCの対応エリア、契約年数をご紹介します。

A社

  • 対応エリア:募集地域については要相談で、直営店を運営している地域かどうかをチェックする必要があります。なお、現在デイサービスFC募集はありません。
  • 契約年数:記載なし

B社

  • 対応エリア:全国
  • 契約年数:6年

C社

  • 対応エリア:全国
  • 契約年数:6年

D社

  • 対応エリア:全国。現在200事業所展開中
  • 契約年数:5年

E社

  • 対応エリア:東京23区で開業できる方(今後、随時拡大)
  • 契約年数:5年間

F社

  • 対応エリア:全国
  • 契約年数:3年

G社

  • 対応エリア:全国
  • 契約年数:2年

H社

  • 対応エリア:全国
  • 契約年数:6年

I社

  • 対応エリア:全国
  • 契約年数:8年

J社

  • 対応エリア:全国
  • 契約年数:5年間

今注目の「リハビリ型デイサービスフランチャイズ」って何?

厚生労働省の報告によると、デイサービスは約1.5兆円の市場規模といわれており、今後10年後には1.5倍になると予測されています。

様々な特化型デイサービスがある中で機能訓練に特化したリハビリ型デイサービスは、ADL(日常生活動作)とQOL(生活の質)の向上を目的に、要介護高齢者の機能回復に大きな役割を担うと期待され、市場は拡大しつつあります。

要介護の高齢者へジムやフィットネスのような感覚で気軽に通っていただき、自立した生活と自信の回復を支援するとともに、生活を楽しんでいただけるようになることを特徴としています。

理学療法士や作業療法士による専門性の高い機能訓練から、パワーリハビリというマシンを使った自立支援まで、それぞれのデイサービスによって特色や専門性が異なります。

リハビリ型デイサービスFCをピックアップしましたのでご紹介します。

K社

2003年に設立され、全国展開しているデイサービスです。リハビリを目的にするのではなく、運動習慣を生活に取り入れ、身につけることを目標にしてエビデンスを大事にした運動プログラムを実施しています。

  • 開業資金:標準投資:約1000万円(加盟金:100万円、研修費:50万円(2名×10日間)運動器具(11台):200万円も含む)+ 運転資金:約1000万円
  • ロイヤリティ:月額3万円(税抜)、その他利用料月額5千円
  • 加盟金:100万円

L社

どなたでも“無理なく”“楽しく”“継続できる”を合言葉に、1日3時間、理学療法士と共同開発された運動プログラムを実施しています。デイサービスだけでなく、訪問入浴、運動発達支援スタジオ、就労移行支援事業所の運営も行われています。

  • 開業資金:1380万円(標準店舗規模30坪、店舗取得費別)。運転資金は1000万円~1500万円。
  • ロイヤリティ:固定月額7万円
  • 加盟金:250万円

M社

日経トレンディにも紹介された、リハビリ特化型のデイサービス。リハビリマシンを使用し、無理なく運動機能の維持向上を目指します。

  • 開業資金約:1500万円(リハビリ機器6台含む)
  • ロイヤリティ:月額10万~17万円
  • 加盟金:300万円

N社

歩行改善と認知機能回復を目的に、自分でできることはできるだけ自分で行うことができるよう、自立支援を目標にしたデイサービスです。日常生活や目的に合わせた運動プログラムを実施し、1万人以上のご利用者様のうち、維持・改善率が全体の83.3%と高い実績があります。

  • 開業資金:1300~1500万円(加盟金210万円、保証金100万円、開業前営業支援金105万円、開業サポート費105万円、教育サポート費105万円+機器備品、物件取得費、内装費、運転資金)
  • ロイヤリティ:月間売上高の10%
  • 加盟金:210万円

まとめ

加齢や疾患により入院してしまった高齢者は、運動機能回復のため、退院後の継続的なリハビリが欠かせません。

しかし、2006年の改正により、リハビリは180日の制限が設けられ、それ以上の医療保険の適用が廃止されました。

そのため、退院後のリハビリが実施されず、在宅生活に戻った後に寝たきりになってしまうケースも少なくありません。

リハビリ型デイサービスは、このようなリハビリ難民を救う、機能訓練特化型のデイサービスです。

今後ますますニーズが高まる介護サービスの中でも要介護高齢者の機能回復を目的とした注目される介護事業所のひとつです。

中でもフランチャイズを持つ事業所は、開業のノウハウやフォローアップをしてもらえるため、知識や経験に不安がある方も安心して介護事業に取り組むことができます。

今回ご紹介したいくつかのデイサービスを、ぜひご参考にしてみてください。

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