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サービス付き高齢者向け住宅のパンフレットの作り方をご紹介


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パンフレットって、自分で作れるよね、わざわざ制作会社に依頼する必要なんて無いんじゃないかな?

そんなこと無いよ!パンフレットは文字と写真のバランスとか文章の内容とか想像以上に作ることが難しいよ。詳しくは、この記事を読んでパンフレット制作について勉強しよう!

そうだったんだ…パンフレット制作の勉強をしっかりしよう

現在介護事業への参入を検討している方へ向けた記事です。様々な種類がある介護業界の施設の中でもサービス付き高齢者住宅は「介護の必要が少ない比較的元気な高齢者」向けの住宅です。

「高齢者自身が元気なうちに住宅を決めよう」など、高齢者自身が探すことも多く、ご家族と一緒に見るためチラシよりも、多くの情報が記載できるパンフレットの方が宣伝ツールとしては効果的です。

是非、この記事をご覧いただき、経営また経営準備の参考にしていただければと思います。

パンフレット

サービス付き高齢者向け住宅のパンフレットに記載する内容

事業所の特徴が分かるパンフレットを作成する

パンフレットは入居希望者ご本人とご家族が見ます。彼らが一番悩むのは他の施設との相違点です。下記で施設の特徴を伝えることが出来るパンフレットの例を紹介していきます。

施設外観・居住スペース・浴室・リビング・駐車場などは写真で記載

ご本人・ご家族が必ず確認したいと思われる場所のためです。また、写真を掲載することで、利用者やそのご家族が施設のイメージを持ちやすくなります。

生活写真や食事風景の写真記載

段差のないバリアフリー設計や食事内容等の写真は目から入る情報は重要で安心感が出ます。

イベント行事や団欒スペース・1日の過ごし方・入居者のコメントなどの特集

比較的、要介護度の低い元気な方が入居を希望しています。レクリエーションの際の写真など施設の活発な雰囲気が伝わることで、生活のイメージを持ってもらえます。また、入居者のコメントを掲載することで、利用者はリアルな声が聞けるので、ありがたいです。

ただし、入居者・利用者の顔など個人が特定できる写真は、事前に写真の使用目的など説明し、肖像権の使用許諾をとり、肖像権使用同意書等の書面にて使用目的を限定したうえで同意を得ておきましょう。

施設利用料案内・介護保険案内・生活支援サービスなどがある

介護保険を使用して利用できるサービス、介護保険外で利用できるサービスを記載し、サービス付き高齢者向け住宅での入居後の生活をイメージできるようにすることで、ご家族にも安心を持ってもらえます。

併設する介護保険のサービス事業所がある場合は、どのようなサービスが提供可能かも記載しておいたほうが良いでしょう。

生活支援サービス費、食事料金、水道光熱費や共益費、管理費など1ヶ月の生活費用の総額が、どの程度必要かを分かりやすく記載することが重要です。

所在地・連絡先・概要の記載

施設概要は施設の面積や居室数、共有設備が確認できるよう記載すると、安心・信用されます。

周辺地図の記載

周辺の交通情報や買い物情報、病院なども記載することで生活の利便性も分かり生活のイメージが付きやすくなります。

入居体験や見学会など開催予定を記載

体験する機会を設けることで既存入居者や職員の振る舞いなどを実際に確認することが出来るという安心感を持ってもらえます。

基本的なことですが高齢者の方にも見える文字の大きさ・分かりやすい案内文・連絡先を記載してください。

例えば、情報を最低限に絞って分かりやすくし、大きめのフォントを使って見やすくする、電話番号を記載して問い合わせをしやすくする、などといったポイントを抑えて見やすい親切なパンフレットを作成しましょう

サービス付き高齢者向け住宅のパンフレット制作会社の選定方法

色々なタイプがあるのはご存知ですか?

下記で、パンフレット制作会社の例について紹介します。

広告代理店

メディアの広告を取り扱うことが多いため、数多くの販促の知見を持っていて販売力は頼もしい存在です。しかし、パンフレットの作成のみの依頼だとコストが割高になりやすいです。

ホームページの作成や入居者募集の広告などを行うようであれば、すべてまとめて依頼することでスケールメリットを活かせるとともに新聞や雑誌等の広告とWEB広告を連動させるなどのメリットが生まれてきます。

編集プロダクション(制作会社)

パンフレット作成を専門に行っている業者です。経験豊富で質の高い編集者やデザイナーが在籍していることが多く、自分の意思をパンフレットに反映しやすくなっています。

かっこよさやおしゃれさなどオリジナリティーを求めるならおすすめと言えます。

印刷会社

費用が安いことがメリットです。しかし、デザインや文章などの仕上がりは制作会社と比べると劣ることが多いのも事実です。デザインではなくコストを最優先という場合はおすすめです。

会社のタイプが決まったら確認すべきことは?

実績があるのか確認してください。過去に作成したパンフレットの実績をみればその会社のデザインや編集レベルを推測できます。

パンフレットの目的に沿って実績を見ることで自社の目的に合致するところを選定しましょう。また、実際に担当者に問い合わせしたり、会ってみたりすることは大切です。自社に合った担当者に依頼できれば失敗する確率も下がります。

依頼先も決定。配布時期や予算はどうする?

制作費は最大の関心事です。条件を示して見積もりをもらいましょう。安価に越したことはありませんが、良い物を作るには時間と手間がかかります。コストも大切ですが品質とのバランスはしっかりと考えましょう。

予算についてはある程度、構成内容を決めて何ページ使用するかで決まってきます。検討した内容を担当者に依頼し、よく話し合ってしっかりと決めて下さい。同じく配布する時期も余裕を持ち、訂正や万が一のトラブルなども想定に入れたスケジュールを調整していきましょう。

サービス付き高齢者向け住宅のパンフレット制作価格

制作費用の項目はなにがあるのか?

デザイン制作料のほか、コピーライティング料・レンタルフォト使用料・撮影料・カラー補正代などがかかります。また印刷は白黒・カラーにより価格が変わります。

印刷にも様々なタイプがあるのはご存知ですか?

印刷方法にも違いがあります。サイズはA4サイズが主流となっています。詳しくは下記に記載したので参考にしてください。

  • 中綴じスタイル→ページ中央でつづるタイプ。A4サイズが主流です。
  • 観音開きスタイル→紙面を幅広く活用できる。独特な展開の仕組みを活かし印象的です。
  • リーフレットスタイル→持ち回りが手軽で様々なシーンで活用できます。
  • ポケットフォルダスタイル→内容変更があっても差し替えが可能。

長期的に見た場合、印刷コストの削減などあります。また、ページ設定や部数により料金が異なります。

留意点のまとめ

会社によっては初期費用とは別途で発送料・ディレクション料などかかる場合がありますのでお問い合わせ等で必ず確認してください。

また、制作費の半分を前払いしなければいけなかったり、デザイン修正も2~3回までと限りがあったりするパンフレット制作会社があるので注意してください。

サービス付き高齢者向け住宅のパンフレットの制作手順・期間

制作会社が決定してからの手順をご紹介いたします。

パンフレット制作の流れ

お問い合わせ・相談→ヒアリング→プランニング(企画立案・提案)→ディスカッション(打ち合わせ)→契約→デザイン制作→企画案プレゼン・承認→印刷・納品

  1. 相談:依頼内容確認・目的・ターゲット・デザインイメージ・仕様・納期・予算など
  2. ヒアリング:パンフレット作成動機、パンフレットの目的・使用用途、対象顧客、パンフレット印刷部数確認、使用時期、会社概要(会社理念、企業戦略、事業コンセプト、事業内容)パンフレット形態、内容、ボリューム、デザイン、大まかな予算パンフレット提供素材(写真、文章、ロゴ、イラスト図面、マーク等)など細かな内容です。
  3. プランニング:パンフレットコンセプト、方向性、概要、形態。構成アウトライン、見積、スケジュール表、納期、印刷概要、印刷部数など
  4. ディスカッション:職員と担当者で話し合い再打合わせにて企画提案(内容・見積)確認
  5. 契約:正式見積提出、正式な契約(発注)
  6. デザイン制作:ヒアリングで取材した情報を整理しパンフレット全体を組み立てます。そこからページ数・サイズ・形状・加工・スタイルなど作業を行いページ配分設定し、コピーライティング・デザイン・レイアウト・コンテンツを制作・決定します。(写真・イラスト・図形等)仕上げや紙質に合わせた修正や追加を行います。
  7. 企画案プレゼン:出来上がった案をプレゼンし承認を受けます。
  8. 印刷・納品:印刷入稿作業を行い1~2週間(通常)ほどでお客様の元へ
  9. 納品となります。

※上記の内容以外に挿入画像のための写真撮影(会社の外観、オフィス内、人物、アピール希望
商品)を行う場合もあります。また、インタビューや取材が入ることもあります。

※製作期間は修正などにより異なりますが、おおよそ1ヶ月~1ヶ月半程掛かりますので
余裕を持って計画することをおすすめします。

サービス付き高齢者向け住宅のパンフレットの留意点

分かりやすい表現方法になっていますか?

専門スタッフ・経験豊かな職員・医師との連携などの抽象的な表現や介護の専門用語は一般の方には理解しがたいため使用は避けてください。

詳しい説明が必要になります。単語(レクリハ・アクティビィティ・バイタル・ナースセンター)→カタカナ用語の利用が多く、内容の把握が出来ない場合がほとんどです。言い換えて記載することが大切です。

誤解を受けないような内容になっていますか?

いつでも安心して入浴できます・24時間体制で相談に応じます・必要に応じて常時利用することが出来ますなど不当表示を防止する観点から対応が必要となります。

必要な情報が分かりやすく記載されていますか?

職員の有する資格・施設や部屋の広さ、概要・夜間の職員体制・利用料金に関する事は記載条件ではありませんが、情報が不足しない様に読みやすさ、分かりやすさに配慮が必要です。

料金案には図柄など利用し1ヶ月のモデル料金などあると分かりやすいです。また、施設の1日の流れなど写真やタイムスケジュールが分かりやすく記載されていることで利用者が施設で生活するイメージが浮かびやすくなります。

何のためのパンフレットなのか?

パンフレットを誰に何のために活用するのかをしっかりと理解することが大切です。パンフレットのターゲットを決めることで、パンフレット内の役員情報、写真、説明文などの配置、情報量が定まってきます。

また、事業所の独自の取り組みなど分かりやすく簡単に説明にする配慮や工夫が必要です。表など良いでしょう。沢山ある施設の中で秀でる施設の特徴などを記載することは大切です。

まとめ

様々ある介護業界の施設の中で、サービス付き高齢者住宅は冒頭でも説明した通り「まだ介護の必要がない・少ない比較的元気な高齢者」向けの住宅となっています。

しかし、高齢化が進む中、いざ介護が必要になる前にご自身とご家族でしっかりと話し合い「終の棲家」を選択できることは非常に大切なことです。様々な状況で施設を選択し、自宅から離れる高齢者は増しています。

介護がまだ必要のない時にパンフレットというツールを見て、安心して暮らしていける場所を見つけられる事は非常に大切だと考えます。是非、この記事を参考にして、集客に役立つパンフレットを作成してください。

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