

看板を作るのも費用が掛かるからね。この記事を読んで、カイポチ君の事業所に合った看板を作ることをお勧めするよ!看板といってもいろいろあるからね!

なるほど!早速、この記事を読んで看板制作を頑張ろう!!
介護事業で開業・新規事業立ち上げを考えている皆様。介護事業所の看板の作り方に関して、しっかりと理解はできていますでしょうか。ホームページやTwitter 、Facebook等のSNS、また、チラシやパンフレットなど多くの販促プロモーションがありますが、王道の販促ツールは看板ではないでしょうか。今回の記事では、介護事業所の看板の作り方に関して詳しくご説明していきます。一読し、ぜひ今後の開業にお役立てください。
目次
介護事業所に看板が重要な理由とは
介護事業の看板の役割は?
ここでは、AIDMAの法則を使って看板の役割について述べていきます。
Attention(発見してもらう)
介護事業所の宣伝をするにはまずは事業所の場所やサービス種を知ってもらう必要があります。よく目にするコンビニエンスストアーやガソリンスタンドも看板があるから車を運転しながらでも発見することができます。事業所に看板があれば視認性が高まり発見してもらいやすいです。
Interst,Desire (興味・魅力を感じてもらう)
事業所の入り口の上にある看板(パラペット看板)だけではなく、複数箇所に看板があれば潜在利用者が事業所に対して興味を持つ機会が増えます。また、看板に事業所の名前だけではなく実績なども記載すればより興味を持ってもらえます。看板を置くところも興味を引き付ける上で重要です。高校や大学の近くに看板を設置するよりも、高齢者が良く集まる、地域センターや公園、住宅街の近くに設置したほうがより介護にターゲットを絞った看板を使った宣伝ができます。
Memory(記憶に残す)
看板とは流動的ではなく、一定期間・一定の場所で宣伝役を担います。そのため、高齢者の家族がいる方の通勤路やよく通る動線の近くに看板があれば何回も看板が目に見えるので記憶に残りやすいです。また、看板はチラシやパンフレット等といったほかの宣伝ツールと比較してサイズが大きいので視認性としてもベストです。
Action(実際に誘導する)
看板を見て事業所を発見してもらい、興味を持っていただけたら実際に事業所へ誘導することが大事です。もし、看板に電話番号があれば、潜在利用者やその利用者の家族が電話しやすいです。また、スタンド看板にパンフレットやチラシなどが入れてある箱が併設されていたら、気軽に事業所の情報を手に入れやすいです。
看板の種類
突出看板
壁面に対して垂直に飛び出す看板です。ファサードの一部に使われることもあり、目印の用途で使われることがあります。
壁面看板
同じ屋外にある突出看板に比べ、遠くからあるいは側面からでも確認できるよう設置する看板です。視認性を高めるため、広いスペースを活用しイメージ広告として利用できるケースもあります。
スタンド看板
主に店頭での商品やサービスなどをアピールするスタンド看板。こちらにもチョークで書ける黒板タイプ、ポスターを挟む形式など様々です。
野立看板
屋外に立っている看板の総称です。使い道としては案内板のような役割から、事業所から遠い場所での広告です。
金属文字
事業所の外壁そのものが看板の下地となるので、別途パネルを用意する必要は無くコストを抑えることができます。複雑なデザインにする場合はカット等、時間がかかるので料金が割増になる傾向があります。
ウィンドサイン
主に事業所の窓に貼られることからウィンドサインと呼ばれる看板。事業所の名前を大きくアピールしたり、事業所のサービス種や営業時間等を掲載したりすることができます。
LED看板
LED看板は従来の蛍光灯よりも消費電力が50%で済んだり、寿命が蛍光灯の約3倍になったりするので蛍光灯よりも割高ですが長期的に見ると効果的です。
介護事業所における看板の作成手順
看板の制作手順
看板制作を業者に頼んで作成する際は下記の通りです
①、②、③については他の項目で述べていきます。
ここでは、④施工と⑤の施工について述べていきます。
①業者を見つける
②業者との打ち合わせ
デザインを決める
看板の種類・材料(素材)を決める
設置場所を決める
③制作
④納品
⑤施工
納品・施工について
制作会社によっては宅配便又は直接スタッフが看板を届けてくれます。また、納品と施工が別料金の会社もあるので、本当に納品だけなのか、それとも納品と施工がセットなのかを確認する必要があります。
介護看板業者の探し方と選び方
看板制作会社は全国に1000以上あるといわれています。看板制作会社によっては見積もりの段階で費用を請求したり、アフターサービスをしていなかったりする会社もあるので慎重に選定してください。ここでは、看板制作会社を選定する際、どのような点に着目するかを述べていきます。
看板制作会社の探し方
インターネットで検索する場合は検索エンジンや比較サイトを利用したり、看板コンサルタントに相談したりです。また、地域の建設業者に相談したり、建築業者が開いている相談会に出席したりするのも策です
看板業者を選ぶ際のポイント
制作会社によっては納品と施工が別料金である、頼んだことしか行なってくれない会社など会社によってサービスの質は異なります。ここでは、看板制作会社を選ぶ際のポイントとそちらの説明をしていきます
アフターサービスが充実している
看板を施工してその後のメンテナンスはまた別料金でという会社は少なくないです。看板の耐用年数は材質によって異なりますが10~20年と比較的長いですが天災などに備え、アフターサービスが充実している会社を選定することお勧めします。
実績
デザイン会社だけど看板制作も行なっているという会社もあります。しかし、そのような会社は看板の施工を他の会社に委託していることが多いです。従って、ただ実績を見るのではなくどのような分野で実績があるのかを事業所が求めているものと比較して実績ある会社を選定してください。
サービス内容・提案力
介護事業開業が初めての場合は看板制作について専門家に相談をしたいと思います。そのため看板制作にアドバイスをくれるか、よりよい提案をしてくれるかなども会社選定の着目点に入れてください。
介護看板のデザイン
デザインを決める際、下記のことに注意することが必要です。
- ターゲットは誰か
- 視認距離・視認時間を考慮した文字サイズ・書体
- わかりやすいメッセージとなっているか
- 適度に余白を作っているか
- 情報を入れすぎてないか
介護事業の利用者は高齢者ですが、介護料金を払ったり、介護施設を決めたりするのは利用者の家族が行なうケースが多いので、家族に向けた看板デザインも考慮すると良いです。
介護看板の制作費用と製作期間
看板制作に掛かる費用
看板制作に掛かる価格は看板制作会社、看板設置場所、看板のサイズ・材質によって異なります。相場としては60cm×180cmが制作・設置など込みで10万円前後です
参考として看板制作に掛かる価格科目の例を記載しておきます。
例)
デザイン費
制作費
交通費(看板の運搬費)
法律関係の申請に掛かる費用
※登録商標に掛かる費用
看板制作に掛かる期間
看板制作の期間は看板制作会社・看板のサイズ・看板設置場所によって様々です。もし、急ぎの場合は看板制作会社に依頼すれば要望を聞いてくれることもあります。看板制作が早い会社だと制作~設置まで1週間前後で取り掛かってくれます
介護事業所に看板を設置する際のルール
看板を設置する際、国土交通省が定めた規則があります。看板の種類や自治体によって該当するルールが異なるので各自治体のホームページを確認するか、地域の看板業者に相談してみることが大切です。
屋外広告物法とは
看板落下や破損による第三者への被害の防止や良好な景観の維持のため看板を屋外に設置する際、屋外広告物法を気にする必要があります。対象は公衆に向けて一定(常時)期間、屋外に設置されている看板です。看板・広告塔・張り紙などもこちらに該当します。
違反した場合は
屋外広告物法に違反した場合は、広告物の除去等を都道府県から命ぜられる場合があります。また、一定の要件を満たしたものついては都道府県知事等が自ら除去することができ、条例により売却・廃棄されてしまうので注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。介護事業において看板は効果的な宣伝方法の1つということが分かっていただけたら光栄です。もし、この記事がお役に立ったと感じたらSNSなどでシェアをお願いします。
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僕の介護事業所の宣伝をするため、看板を作ろうと思っているんだけどどうかな?