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デイサービス(通所介護)のロゴの簡単な作成方法

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本記事は、新たにデイサービスの開業を目指している事業者や事業所のロゴのデザインを変更しようとしている事業者を対象としています。

その意図は、

  • デイサービスのロゴの伝わるデザインを知りたい
  • デイサービスのロゴの作成方法を知りたい
  • デイサービスのロゴ作成の注意点を知りたい

等です。

この記事を一読し、デイサービスのロゴについて知りたい、デイサービスのロゴで事業所の知名度を上げたい、安心安全信頼性をアピールしたい、イメージを良くしたいという事業所の目標達成の参考にしてください。

ただ、このロゴは標章法という国の法律で守られています。盗作といった疑惑をかけられないようにこの法律の確認は大切です。

描いている人

デイサービスのロゴの重要性

ロゴマークが有する本質的な意味

ロゴ(標章)があるのとないのでは、事業所の印象が大きく異なります。例えば、業種は異なりますが、トヨタの自動車なら必ず特定のロゴが付いています。
信頼保証に基づいた安心安全はもちろんのこと、マークのロゴがデザインを一層際立たせているとさえ感じ非常に魅力的に見えるばかりでなく、売り上げにも影響するなどの違いを生じます。

その結果、ロゴを持っている施設や事業所の方が潜在利用者や利用者の家族等から注視や注目されやすく、他の介護事業所と差別化が出来るでしょう。

利用者にロゴのイメージがダイレクトに伝わること

デイサービスとは「通所介護」のことです。高齢者や家族がその施設や事業所にくるとまず目に入るのが、建物の壁、看板、メディア、チラシに書いてあるロゴです。ここで例えば、高齢者や家族にとって本当に心から居心地の良い事業所と印象を持たれたいと、検討しているのであれば、温厚で温和なイメージのロゴを作成する必要性があります。

そのためにはデイサービスの意味や意義は何かを把握します

デイサービスは通所介護と呼ばれています。日常生活を介助することが主に行われ、人とのふれあいやレクリエーション等を通じて、「これからも生きていくぞ」という気力と生きがいを見つけることが第一の目的です。

一方、デイケアは通所リハビリテーションと呼ばれています。これは、診療所や病院の医師の指示を受けて、本格的なリハビリを専門性のある機器や機材で実施します。日常の生活がスムーズに送れることを目的としてリハビリテーションや軽い体操などを実施して回復するのを目的としています。
特に医術医療的なリハビリが目的でなければ、デイサービス(通所介護)が適しています。

すなわち、デイサービスとは、レクリエーション、人との談話、昼食、入浴、体拭き、簡単な健康診断(顔色観察など)、手足の基礎運動などを提供するために、介護がどうしても必要と思われる運動機能の低下が起きた方や高齢者に通ってもらうのです。

これは、利用者の心身機能をできるだけ高めるのが本当の狙いで、介護保険サービスのひとつになっています。このようにして、デイサービスの利用によって、生活リズムや外出への慣れと習慣化が生まれるものです。また、在宅介護、特に老老介護の厳しい状況にある家族への肉体的・メンタル的負担を減少させる利点もあります。

事業所の特徴や個性が伝わるように工夫します。

数多くのデイサービス事業所がある中で、利用者に選ばれる事業所となるためにはその事業所の特徴や個性を表に出して、差別化を図ることが必要です。そのためにロゴは有用であるといえます。

その事業所の置かれている状況をしっかりと汲み取ります

高齢者や病気がちの人は家にこもりがちになり、コミュニケーション不足によるうつ病の発症や家族などへの介護に対する厳しい負担という現実があります。そこで、他の人や施設の人との団欒交流を持ちながら、生きがいのある生活ができるようにするのがこの主たる目的となります。

一方で、食事や入浴での介助、機能訓練、レクリエーションを中心に実施する対象は、要介護認定者といわれています。
介護予防デイサービス(介護予防通所介護)の対象は、要支援認定者です。

利用定員が10人を超えるデイサービスの標準的な人員配置は、機能訓練指導員1名以上、看護職員1名以上、管理者1名(常勤)、介護職員1名以上 、生活相談員1名以上となっています。設備基準も別途あります。

デイサービスのロゴの作成方法

事業所の心から伝えたいイメージ、コンセプト、概念を洗い出します

ロゴは事業所を表すシンボルやコーポレートアイデンティティーになるという側面があるので、どういった要因・要素を最大のアピールポイントで取り上げたいのか洗い出して整理整頓する必要が出てきます。

そこで、デイサービスの場合は家族が利用者を施設に一時的でも預ける形になるので、「衛生面」「きれいでさっぱりしていること」「安心」「安全」「信頼」「セキュリティー」を取り上げたイメージのあるロゴの方が好ましいと言えます。

事業所の伝えたいイメージやコンセプトを絞り込みます

洗い出せたら、次はその中でも特に何が一番事業所の特徴で、取り出したいのか絞り込んでいきましょう。
ロゴ1つで伝えられる情報量には限りがあるので、何もかもを詰め込もうとすると逆に複雑になり重要で大事な点が隠れ、イメージ、コンセプト、真意が伝わりにくいロゴになってしまいます。

このようなときには「思考図形法」を活用します

ここで一番重要なのが、絞り込んだイメージやコンセプトをいかにして具現化するかがポイントになります。

バラバラになっているものを統合します

例えば、「魅力と信頼のある事業所」のイメージを箇条書きにするか、カードに書き出します。混沌とした、あるいは漠然とした課題に対して、事実、意見、発想などに基づいて考えて整理整頓します。これにより、問題を判りやすく捉えたり、思考の効率化を実現して、目的を達成するための必要な情報を整理したりして考え方をまとめます。

次に複雑な絡み合いを整理します

結果の悪さを問題点として捉え、その原因を引き起こしている原因を探索します。さらに、事象とその要因との因果関係を整理し、問題の構造を明確にします。そして、その目的を達成するための手段を考えます。

さらに、枝分かれで考えるようにします

問題を目的と手段の関係で系統的に突き詰めて考えて、この問題を解決するための実施可能な方策を練り上げていきます。

組み合わせでも考えるようにします

まず、着目すべき事項や事象を決めて、マトリックス化します。配列要素や関連の有無あるいはその度合いを探り、目的とする着眼点を得ます。

先を読んだ考えを取り入れます

難しいことですが、デイサービスの次に想定している事業、この事業の近い将来像、あるいは変わっていく世の中などを反映出来るように、意思決定計画図で構想してみるのも1つの方法です。

このようにして、思いついたアイデアや閃いたことを目で見えるように具体化してロゴを作り上げていくのです。そうすることで、どこにもない新しい創造性に満ちたデイサービスのロゴが誕生することになります。

外注するかあるいは自力で作成します

自力だけで考えて作成するメリット

  • 独特で創造性のあるすばらしいロゴが誕生するかも知れません。
  • 外注する分の費用(数万円から数十万円程度)が抑えられる可能性があります(外注ではさらに下請けや孫下請け、手抜き、商標抵触などの危険が潜んでいますので十分契約や打ち合わせ時には注意する必要があります)。

自力で作成するデメリット

  • 特定のロゴの物まねや盗作になる可能性が高く、商標法などに抵触することになります。
  • ロゴに関する質感が低く、安っぽいものが出来る可能性を秘めています。
  • 日ごろから訓練されていないのでどうしても無駄な時間を費やし効率的といえない場面がでてきます。

デイサービスのロゴ作成の注意点

ここでは、デイサービスのロゴを作成する際のポイントと注意点に関して整理しています。

  • ロゴの構図を十分考えて作成することはイメージングや感性の世界なので、創造性を豊かにして考えないとよいアイデアはなかなか出てきません。
  • またロゴは商標法という法律で守られているため、必ずクリエテブなものかどうかを調査、評価、判断、判定しましょう。法に抵触してしまう危険があります。
  • 一度ロゴを決めてしまうとなかなか変更できないので、柔軟な思考を試みましょう。変えることは可能ですがかなりの経費が発生してしまいます。
  • ロゴはその事業所を代表するシンボルマークや売りや顔とも言えるので、この事業が求めている真の姿やコンセプトをイメージし取り込みましょう。頻繁に変えるとその機能を果たさなくなりますので、できるだけ避けましょう。
  • 外注する場合の制作会社とのコミュニケーションを十分にとりましょう(業務委託先は事前に充分調査検討することが肝要です)。
    イメージやコンセプトの考えが間違って伝達されたり、それに伴う修正で費用が発生したりしないようにしっかりと意思伝達してください。

デイサービスの事業は高齢者や利用を強く希望する人が深く関わりあっていますので、そういう点を十分に考えて配慮した、温かさ、安心感、安らぎ、思いやりが全面に打ち出されたデイサービスのロゴ作成を目指しましょう。

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