介護保険のメリットとサービスの種類

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 介護保険サービスの体系

 現在、介護保険のサービス体系は主に長期間の宿泊を伴う施設系サービスから、利用者の自宅でケアをする在宅系に分類することができます。下記の分類のほかには、小規模多機能型介護施設という、「施設への通い」、「利用者宅への訪問」、「短期間の宿泊」を組み合わせてサービスを提供できる形態ができ、事業所の数が少しずつ増えています。
 
■施設系
・介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
・介護老人保健施設(老健)
■居住系
・特別施設入居者生活介護(サービス付高齢者住宅)
・認知症共同生活介護(グループホーム)
■短期滞在系
・短期入所生活介護(ショートステイ)
■通所系
・通所介護(デイサービス)
・通所リハビリステーション
■訪問系
・訪問介護
・訪問看護
・定期巡回・随時対応型訪問介護看護
 
 厚生労働省老健局の資料によると、平成25年4月の時点で保険料は、在宅に約48%(通所介護18.4%、訪問介護が10%)、施設に約36%(介護福祉施設が18.3%、介護保健施設が14.1%)使われています。2015年4月の改定では「中重度者、認知症者への対応強化」への対応に加算がつくようになりました。今後は医療系サービスに対する支出が増えると予想されます。サービス別の支出割合にも変化がでてくるでしょう。
 
 

介護業界の課題は?

 2015年の介護報酬改定は-2.27%の改定率となりました。しかし、要介護度の高い方や、認知症の方へのサービス体制を整えている事業所には加算がつく結果になりました。今後増えると予想されている医療依存度の高い高齢者をケアする事業所に期待が寄せられています。これから勤める、またはお勤めの事業所がどのような事業形態なのか、どのような事業戦略を持っているのか、よく確認することが大切です。また自分自身のキャリアプランを明確にして、例えば、「医療的ケアができるような専門性を身につける」、「事業所の責任者になるようなマネジメント能力を身につける」、「自分自身が経営者になって、地域とコミュニケーションをとっていく」などの明確な目標を持つと、事業経営者とも仕事の話がしやすくなるでしょう。
 
 
 
※参考資料
公的介護保険制度の現状と今後の役割 厚生労働省
 

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