意外に難しい!?訪問介護事業所の特定事業所加算(IV)取得

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4.前年度または前3ヶ月の利用者総数のうち、要介護3以上、認知症自立度III以上の利用者が60%以上であることもハードルが高い

 
また、4の利用者総数の60%が要介護3以上か要介護1、要介護2であっても認知症自立度III以上。
これもハードルが高いです。
 
この4を満たしている場合の多くの事業所さんは特定事業所加算(III)の要件である、要介護4以上の利用者総数が20%以上を満たしていると思います。
 
 
特定事業所加算(III)においては上記2の人員基準以上のサービス提供責任者は必要ありません。
どっちがいいかは明白ですね。
 
ただし、特定事業所加算を取得する際に気を付けて頂きたいのは、これは区分支給限度額内に組み込まれてしまうということです。
 
例えば、要介護5で単位を100%消化してしまっている場合はサービス回数を減らす必要が出てきます。
 
デイサービスなどのサービス提供体制強化加算が区分支給限度額外になっているのに対しておかしなことですが・・・
 
加算を取ることは一つの戦略ですが要件をよく読み、自社に適合するかどうかを落とし込んで考えましょう!
 
 
佐藤慎也 介護事業研究会 

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