訪問介護における改定のポイント

投稿日:

  所要時間30分以上1時間未満地域包括ケアシステムの最大の目的は在宅生活の維持です。そして、その在宅生活のケアをサポートする中心は訪問介護事業者です。改定資料の中で「認知症高齢者や重度の要介護者の増加と対応」が繰り返される中で、訪問介護は在宅での限界点がどこまで高められるのか期待されています。

t
 在宅ケアのサポート体制の強化として、特徴的だった改定内容としては、24時間365日体制を構築した定期巡回・随時対応型訪問介護・看護による「総合マネジメント体制強化加算(1000単位/月)」の新設があげられます。地域の見守りをするための体制強化が進められようとしています。また、今回の制度改正で全体的に基本報酬が下げられ、訪問介護においても下記のような身体介護、生活援助などについて下記のような見直しが入りました。
 
 
(身体介護中心)
・所要時間20分未満t
   171単位 → 165単位
 
・所要時間20分以上30分未満
t255単位 → 245単位
t404単位 → 388単位
 
 
(生活援助中心)
・所要時間20分以上45分未満
t191単位 → 183単位
 
・所要時間45分以上t
t236単位 → 225単位
 
 
(通院等乗降介助)tt
t101単位 → 97単位
 
 
しかし、これに対応するように日中の20分未満の身体介護における要件緩和があります。将来的には定期巡回への移行重度の方に対応するよう、できるだけこまめに訪問できるような改定となっています。この他には生活機能維持・向上、家族介護者の負担軽減などが評価の対象になっています。 

-

関連記事

no image

訪問介護員2級課程修了者であるサービス提供責任者に係る減算の取扱い

 ヘルパー2級の方がサービス提供責任者の場合には、減算率が引き上げられることになりました。   所定単位数×90/100単位数  →  所定単位数×70/100単位数   …

no image

運営推進会議及び外部評価の効率化

 現在、小規模多機能型居宅介護を含む地域密着型サービスは年に1回以上の外部評価が義務付けられていますが、運営推進会議と外部評価は、「第三者による評価」という点で共通していることを踏まえ、事業所が自己評 …

no image

障害者生活支援体制加算

  現状の「障害者生活支援員に係る加算」は重度の視覚障害・聴覚障害・言語機能障害・知的障害のある入所者へのケアを評価するものとなっています。いままでは、精神障害のある入所者へのケアは評価の対 …

no image

リハビリテーションの基本理念

 今回の改定において、リハビリテーションに関する大きな見直しが入ったため、基本方針の規定が改定されることになりました。    「リハビリテーションは心身機能、活動、参加などの生活機能の維持・ …

no image

おさえておきたい医療・医療保険情報 No.4

介護・医療連携の推進に向けておさえておきたい医療・医療保険関連の最近の動きを紹介します。 高額薬剤の費用抑制でオプジーボの薬価引下げ 高額な薬剤の登場が医療保険財政に与える影響が大きくなっており、その …