特定施設入居者生活介護における改定ポイント

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  昨年の2014年6月18日に「医療・介護総合推進法」が成立しました。法律の内容は来たる2025年問題を見据えた内容となっていて、特別養護老人ホームへの入所が「要介護3」以上に限定されるようになることは一般的にも大きなニュースとして取り上げられました。

 
今後は、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の重度対応がより進んでいき、介護施設の差別化がより進むでしょう。特定施設入居者生活介護等(サ高住)は全体として重度対応を迫られながらも、要介護1・2にも幅広く対応することが求められていくと予想されます。
 
今回、基本報酬はかなりの減額がありましたが、改定のポイントである認知症対応、看取り、サービス提供体制に加算がついています。施設として高齢化に対応力できるところは加算がとれる状況になっています。
 
【現行の基本報酬】
要支援1 t197 単位/日
要支援2 t456 単位/日
要介護1 t564 単位/日(居宅)
t t562 単位/日(地域密着)
要介護2 t632 単位/日(居宅)
t t631 単位/日(地域密着)
要介護3 t705 単位/日(居宅)
t t703 単位/日(地域密着)
要介護4 t773 単位/日(居宅)
t t771 単位/日(地域密着)
要介護5 t844 単位/日(居宅)
t t842 単位/日(地域密着)
↓ 
【改定後】
要支援1t179 単位/日
要支援2 t308 単位/日
要介護1 t533 単位/日(居宅)(地域密着)
要介護2 t597 単位/日(居宅)(地域密着)
要介護3 t666 単位/日(居宅)(地域密着)
要介護4 t730 単位/日(居宅)(地域密着)
要介護5 t798 単位/日(居宅)(地域密着)
 

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