認知症専門ケア加算の創設【地域密着型・介護予防を含む】

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 認知症高齢者の増加に対するため、特定施設入居者生活介護でも積極的な受け入れが期待されています。受け入れ促進のために、「認知症専門ケア加算」が創設されます。
 
特定施設入居者生活介護において代表的な有料老人ホームでは、認知症の日常生活自立度『III』以上の入居者が31.8%を占めているという調査結果がでています。(全国有料老人ホーム協会の調査)
 
認知症専門ケア加算(I)  3 単位/日
認知症専門ケア加算(II)  4 単位/日
 
 
※算定要件等
 
(1) 専門的な研修による強化(I)
・ 事業所における利用者の総数のうち、「日常生活に支障を来すおそれのある症状又は行動が認められることから介護を必要とする認知症の者(以下「対象者」という。)」の占める割合が2分の1以上であること。
 
・ 「認知症介護に係る専門的な研修」を終了している者を、以下のとおり配置し、チームとして専門的な認知症ケアを実施していること。
1. 対象者の数が20 人未満 1以上
2. 対象者の数が20 人以上 1に、当該対象者の数が19 を超えて10 又はその端数を増すごとに1を加えて得た数以上
・当該事業所の従業者に対して、認知症ケアに関する留意事項の伝達又は技術的指導に係る会議を定期的に開催していること。

(2) 指導に係る専門的な研修による強化(II)

・(I)の基準のいずれにも適合すること。
・ 「認知症介護の指導に係る専門的な研修」を終了している者を1名以上配置し、事業所全体の認知症ケアの指導等を実施していること。
・ 当該事業所における看護・介護職員ごとの認知症ケアに関する研修計画を作成し、当該計画に従い、研修を実施又は実施を予定していること。
 

 

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