看取り介護加算の充実【地域密着型を含む】

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 特定施設入居者生活介護における看取りの質を向上させるため、「看取り介護加算」の要件が強化され、それに伴い点数が加配されます。
 
(現行)死亡日以前4 日以上30 日以下 80 単位/日  ⇒ (新)144 単位/日
※死亡日の前日及び前々日・死亡日については、現行と同様
 
 今回の改定ではPDCAサイクルがより重要視されるようになります。「P:体制整備」→「D:看取り介護」→「C:振返り」→「A:体制の改善」のサイクルを回して、より質の高い看取り体制を提供できるように期待されています。
 
※ 算定要件等(変更点に係る部分を抜粋。)
(施設基準)
○ 看取りに関する指針を定め、入居の際に、利用者又はその家族等に対して、当該指針の内容を説明し、同意を得ていること。
○ 医師、看護職員、介護職員、介護支援専門員その他の職種の者による協議の上、当該特定施設における看取りの実績等を踏まえ、適宜、看取りに関する指針の見直しを行うこと。
○ 看取りに関する職員研修を行っていること。
 
(利用者基準)
○ 医師、看護職員、介護支援専門員その他の職種の者(以下この号において「医師等」という。)が共同で作成した利用者の介護に係る計画について、医師等のうちその内容に応じた適当な者から説明を受け、当該計画について同意している者(その家族等が説明を受けた上で、同意している者を含む。)であること。
○ 看取りに関する指針に基づき、利用者の状態又は家族の求め等に応じ随時、医師等の相互の連携の下、介護記録等利用者に関する記録を活用し行われる介護についての説明を受け、同意した上で介護を受けている者(その家族等が説明を受け、同意した上で介護を受けている者を含む。)であること。
 
 

 

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