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知っていましたか? 特別養護老人ホームのパンフレット作りで重要な5つのポイント


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うちの特養のパンフレットを作りたいんだけど、どこに気をつければ良いか分からないんだよね

パンフレット制作の際に気をつける点は大きく分けて5つかな。作り方次第で読者に好印象を持ってもらえるから要チェックだね

よーしっ!パンフレット制作頑張るぞー!!

社会の高齢化が進み、様々な介護系サービスや特別養護老人ホームの需要が高まる昨今、ご利用者やそのご家族はサービスを受ける前に、その施設の正確な情報を知りたいと思われています。

発信手段は多々あるものの、パンフレットは高齢の方にも親しみやすいメディアです。

今回は、そのパンフレットを制作する際に必要な費用や知識、内容などについてお伝えします。誰もが分かりやすく、好印象を持つ素敵なパンフレットを作って、施設の利用者増につなげましょう。

パンフレット

特別養護老人ホームのパンフレットの内容について

記載しておきたい内容は?

施設概要と経営理念

パンフレットの強みは、一枚刷りのチラシとは違い記載できるボリュームが多いことです。事業紹介として記載しておきたい内容を以下に挙げてみます。

経営理念

地域に密着したサービスを提供し、入居者とご家族が安心して生活できると思っていただけるよう、経営者の思いを前面に出しておきましょう。

経営者のプロフィールや顔写真なども掲載すると良い印象を与えられます。

施設概要

部屋の間取りや写真をはじめ、談話室やテラスの様子なども入居者やご家族にとっては知りたい情報です。

木目調で落ち着いた雰囲気であったり、採光が工夫されている造りになっていたり、心地良い生活を送るための情報は掲載しておきたいです。

また、複数の施設を運営されているのであれば、関連施設の情報も記載することによって、信頼できる企業であることをアピールすることができます。

連絡先

パンフレットを手にする方が実際の入居希望者であるとは限りません。

ご家族や知人からの紹介という入居ルートも多く、パンフレットを見て良い印象を持たれると、詳しく話を聞くために訪れてみたいと思われるかもしれません。

電話番号や詳細な地図を記載しておくことで入居につながる可能性が高まります。

具体例を用いて生活をイメージしやすくする

1日の生活の流れ

起床後はどこで朝食を摂るのか、日中はどこのスペースで過ごすかなど日常生活がイメージできることが大切です。入居前とのギャップをいかに少なくするかを心がけたいです。

各サービスの利用方法

特別養護老人ホームは介護保険制度におけるサービスであり、65歳以上で要介護3以上の方が入居の対象となります。

医療機関等との連携、外出時には介護タクシーを利用できるかなど、入居者とご家族が安心できるサポート体制があることを記載しましょう。

特別養護老人ホームのパンフレット作成手順・期間

ここでは、実際にパンフレットを作成するにあたっての流れや、制作期間について一例を挙げてみます。

一般的な流れ

例)パンフレット制作会社の場合
お問い合わせ→ヒアリング・打ち合わせ→見積もり→契約→デザイン制作→印刷・納品

注意しておきたいこと

打ち合わせの際に、掲載する施設内の写真や経営者の顔写真など、こちらが準備しているものがあれば伝えるようにしましょう。

制作会社では専属のカメラマンを雇っていることが多いですが、どのような写真を何枚掲載するのかなど、段取りがスムーズになるように事前準備もしておきましょう。

制作期間

期間に関しては、構成段階での修正や印刷部数などにもよりますが、4ページ綴りのパンフレットでは3〜4週間が一般的です。制作過程別での期間は以下のとおりです。

構成案の作成…7日〜10日
デザイン期間…7日〜10日
印刷期間…7日~10日

注意しておきたいこと

上記はあくまで契約締結後の流れです。コンセプトが全く決まっていない段階では、事前打ち合わせに時間を要することが予想されます。

また、ほとんどの会社は構成・デザインなどの各段階での確認や修正の有無を提案してくれますが、レイアウトの大きな変更などがあればその都度時間がかかってしまいます。

そうならないためにも、打ち合わせの時点で双方が納得いくまで話しは詰めておきましょう。

特別養護老人ホームのパンフレットの作成費用

パンフレット制作費用に関しては、依頼する会社にもよりますが、ページ数・サイズ・カラーの有無などによって変わってきます。以下に一般的な費用科目を挙げてみます。

例)印刷料、レンタルフォト料(素材等を利用する場合)、撮影料、デザイン料、配送料、修正費

一般的な相場は?

手に取りやすいリーフレットタイプのパンフレットを例に挙げると、デザイン料や構成料などを合わせると、100部で200,000円から250,000円ほどが相場でしょう。

ここに撮影料やイラスト作成費などが加わると300,000円オーバーとなります。「企画から全ておまかせで」という方でない限り、予算的に厳しいのではないでしょうか。

原稿を自社で作成し、イラストや写真なども用意できるのであれば、100,000円から150,000円の範囲でおさめることも可能です。

追加印刷は1000部で数万円程度です。

費用がかかるケース

前述したように、制作過程のどこまで依頼するかによって費用は大きく変わります。

特に、デザイン料や撮影料に関しては、依頼会社の専属デザイナーやカメラマンが参入するため一気に跳ね上がります。

また、「オリジナルのロゴやキャッチコピーを作成してほしい」という要望があると、こちらも専属のデザイナーやコピーライターに依頼することになりますので注意が必要です。

特別養護老人ホームのパンフレット作成会社の選び方

パンフレットを作成するにあたり、依頼する会社の特徴をおさえておくことは重要です。

デザイン重視なのか極力費用を抑えたいのかによっても、依頼する会社は変わってきます。ここでは3種類の会社形態を例に挙げて、その特徴をご紹介します。

デザイン制作会社

パンフレット作りの王道とも言えるデザイン制作会社は、なんといってもクオリティの高さが強みです。

専属のデザイナーやカメラマンが在籍しているため、こちらの要望に対して迅速かつ的確に対応していただけるでしょう。

また、実績のある大規模の会社では多くの作品例も確認することができ、自社のイメージに合ったパンフレットが制作しやすいです。

しかし、クオリティに比例して費用も高いことが欠点です。予算に余裕がある場合は依頼してみてもよいでしょう。

印刷会社

現状では印刷のみを取り扱っている会社は少ないと思われますが、ある程度デザインが決まっており、写真などの素材も用意ができているなら印刷会社に依頼するのもよいでしょう。

万単位の部数を依頼する場合などはおすすめです。

フリーランス

法人ではなく個人事業主としてデザイン制作を手がけている方もおられます。クラウドソーシングが代表例で、複数のデザインの中から自分の気に入ったものが選べます。

費用も制作会社に依頼するより格段に安くなりますが、急なキャンセルや納期の遅れなど、トラブルに見舞われることもありますので注意が必要です。

また、デザインのみで印刷を請け負えない方もおられますので、必要であれば印刷会社と組み合わせて依頼するのもいいかもしれません。

特別養護老人ホームのパンフレット制作に関わる法律

パンフレット制作・配布において、知っておくべき法律がいくつかあります。

抵触するとトラブルになるだけではなく、自社の信頼を失って経営悪化を招くおそれもあります。以下の3つの点だけは最低限押さえておきましょう。

プライバシー権

個人の私生活を公開されないための権利を指します。

パンフレット制作にあたり、入居者の方の生活を無断で撮影したり、1日の過ごし方を許可なく掲載したりすることは避けなければなりません。

また、スタッフの詳細なプロフィールを紹介したいと思うあまり、休日の過ごし方や配偶者の有無などを許可なく掲載することも避けるべきです。

肖像権

個人の写真を無断で使用すると肖像権の侵害にあたります。たとえ後ろ姿であっても個人が特定でき、その方が不利益を被るおそれがあります。

施設の外観や設備の撮影をする際は、写真の中に人物が写り込んでいないか確認することが必要です。

また、「○○さんも一押し!」など著名人の写真を使用して利益を得ようとする行為は財産権に抵触しますので、キャッチコピーを作成する際には注意しておきましょう。

著作権

制作物は価値ある財産とみなし、制作者の許可なく他人が使用することを禁止しているのが著作権です。

有名なアニメや漫画のイラストを無断使用しないことはもちろん、インターネット上で拾ってきたイラストにも著作権があることに留意しておく必要があります。

たとえフリー素材と記載してある写真やイラストでも、念のため制作者に使用許可を取るほうがよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか? 本記事では、特別養護老人ホームのパンフレットを作成する際に押さえておきたい5つのポイントについてご紹介しました。

デザインや文章などがあらかじめ決まっているのであれば費用は抑えられますし、全てプロに任せるのであればクオリティに見合った金額が必要ですので、事前に予算を含めた入念な計画を心がけましょう。

パンフレットは事業紹介だけではなく、入居者が今後の生活を自己決定するための大切な情報源となります。

理想に合った環境を自ら選択し、皆が安心して穏やかに生活できる施設が増えてくることを願っています。

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