営業・集客

居宅介護支援事業所の魅力を活かすパンフレットの作り方


投稿日: 更新日:

わしが利用している居宅介護支援事業所のチラシが見にくいのじゃが、どうにかならんかの…

なるほど…これは、文字しかないから見にくいな。パンフレットは文字と絵のバランス・配置が大切だから。カイポチも気をつけるんだぞ

はーい!僕もパンフレットを作るときは気をつけます

居宅介護支援事業を開業あるいは運営中の経営者の方へ。居宅支援事業所のパンフレットを既に作成している方は、パンフレットによって事業所の魅力を活かすことが出来ているでしょうか。

また、これからパンフレットの作成を考えている方はパンフレットの作り方に関して、しっかりと理解できているでしょうか。

事業所の特色や強み等を第三者の方々へ簡単に伝えることができるツールとしてまず考えられるものがパンフレットとなります。

これだけ情報網が発達した現在でもパンフレットは様々な場面で活用されています。

今回の記事では、居宅介護支援事業所のパンフレットの作り方に関して詳しく説明していきます。一読いただき、是非とも今後の経営に役立たせてください。

パンフレット

居宅介護支援にパンフレットが重要な理由

居宅介護支援事業とは

居宅介護支援事業とは、介護が必要とされる方に対して介護保険の申請から認定に関わる手続きの代行、ケアプランの作成等です。

現在、居宅介護支援事業所は増加傾向にあり利用者数も増加しています。

しかし、介護保険料負担増加の抑制や介護保険制度の安定的かつ持続可能性の観点から、改定年度の度に介護報酬は下がり続けています。

2018年度の介護報酬改定においてもマイナス改定が提案されています。

つまり、今後、事業所が継続的に事業運営を行うには、自社の居宅介護支援事業をより良質なものへ転換することを目的に事業所の体制を強化し本体報酬とは別の加算を獲得し、より質の良いサービスを提供するなど、利用者の信頼を得て選ばれる事業所になっていく必要があります。

パンフレットが必要な理由

自社の他社にはない強みを積極的に利用者含め第三者へアピールする必要があります。

パンフレットはそのような広告ツールとしては非常に便利なものとなります。

特に介護が必要な方に関しては、そのご家族を含め高齢の方が多いのでWEBサイトを利用するよりも、顧客によっては効果的に事業所の宣伝を行うことが出来ます。

居宅介護支援のパンフレットの作成は業者に頼むべき?

パンフレットの作成を業者へ依頼すべきか事業所で制作すべきかの判断するにあたっての留意点について説明します。

事業所で制作する場合

メリット

パンフレットの作成はWord等のソフトを使い、自前で行うことが出来ます。Word等の技術が進化しているので、介護スタッフでも質の高いパンフレットを作ることが出来ます。

事業所のプリンターがカラー印刷対応であれば、用紙を揃える程度で済むので、費用を抑えることが出来ます。

また、印刷のみは業者へ依頼することも可能です。作成したデータを専用のWEBページでアップロードするだけで簡単かつ素早く印刷してくれる業者が多いので、選択肢のひとつとして考えてください。

デメリット

事業所でパンフレットを制作する場合は、スタッフがパソコンの知識と技術がなければいけません。

通常のWord作成にレイアウト技術等の能力が求められますので、そのようなスタッフがいない場合は業者へ依頼するのが賢明でしょう。

全ての工程を事業所で行う場合、印刷用紙代として上質紙135kgを1,000枚で5,000円~7,000円程度。印刷のみ業者へ依頼する場合、印刷依頼から5~9営業日後にお届けとなります。

A4/4ページのパンフレット1,000部印刷で30,000円程度となります。

業者に依頼する場合

業者へ依頼する場合、地元周辺の業者を選ぶか遠方にあるサイト等で魅力を感じた業者を選ぶかでそれぞれメリット・デメリットがあります。

地元周辺の業者を選んだ場合

メリット

地元周辺の業者を選択した場合、メリットは近隣となるので何度も対面でパンフレット制作に対しての打合せを行うことが出来ます。そのため、事業所独自のカラーを出しやすくなります。

デメリット

デメリットは、地元周辺の業者だと数が限られてしまい選択肢の幅が狭く、小規模の業者の場合はサイトがなかったり実績が分からなかったり情報量が少ないことがあるので注意が必要です。

遠方にあるサイト等で魅力を感じた業者を選んだ場合

メリット

サイト等で魅力を感じた業者を選択した場合、メリットは他社の実績をWEB上で閲覧できるので、自社で作成したいパンフレットのイメージが湧きやすく、その業者が全国展開している場合は実績数が多いのでハイクオリティで万人受けするパンフレットを作成してくれる可能性があります。

デメリット

デメリットは、対面でのやり取りがほとんど行われないため、事業所と業者との濃密な共通理解までは得にくいことがあります。

また、ある程度の型が整っていることがあるので、事業所独自のカラーはやや抑えられる傾向にあります。

費用面も含めそれぞれのメリット・デメリットを考慮した上で検討されると良いでしょう。

居宅介護支援のパンフレットの作り方

パンフレットを事業所で制作する場合であっても業者へ依頼した場合であってもまずは、経営者、管理者、スタッフ、利用者あるいはその家族等が参加する検討会を開催することをお勧めします。

それぞれの立場から、多様な意見を集め、パンフレットの目的や最も重視する対象者を明らかにしてください。

パンフレットの内容

パンフレットに載せる情報=事業所の魅力ですので、限られたスペースでいかに伝えたい内容を明確に記載できるかがポイントになります。

伝えたい情報は数多くありますので必ず優先順位をつけてください。構成上の制約(デザインや写真の挿入等)にも配慮しなければならないので、短くかつ読みやすくが基本となります。

パンフレット制作にあたり、事業所で行う場合は基本的にスタッフが制作することになりますので、気になったことがあればその都度意思の疎通を図ることが出来ます。

業者へ依頼する場合

業者へ依頼する場合は、その都度意思の疎通を図ることが難しくなります。1、2回のヒアリングでは事業所の意図しないパンフレットになってしまうこともありますので、業者へ依頼する場合は、パンフレットのスタイル(サイズ、ページ等の体裁、紙の仕様、文字の大きさ、書体、イラスト・デザインのコンセプト等)の構想を事前にしっかりと考える必要があります。

印刷の時期と納品について

パンフレットが必要な時期というのはパンフレットの目的や対象者、事業所の都合等様々です。

例えば、スタッフの採用を目的とした場合、福祉就職フェア等の就職活動に合わせて納品することになりますが、顧客獲得を目的とした場合は、多くの顧客獲得が見込める時期となります。

また、事業所の開業記念日など事業所の都合による場合もあるかもしれません。いずれにしても、パンフレットの目的や対象者、事業所の都合等に合わせて日程を決める必要があります。

作成前の綿密な準備がよりよいパンフレットの作成のカギになるかと思います。

居宅介護支援のパンフレットを作成する際に注意したいポイント

パンフレットの目的は事業所内で共通理解を得ることです。

パンフレットを制作して終了ではありません。パンフレットを活用するのは事業所の関係者全員です。そのため、経営者の方はパンフレットの目的等を事業所の全ての関係者へ周知してください。

専門的な言葉はあまり使用しないように気を付けてください。

一例を挙げると、居宅介護支援事業には特定事業所加算というものがあります。

「特定事業所加算(Ⅰ)を私たちの事業所は算定しています」という内容をパンフレットでアピールした場合、福祉業界の関係者をターゲットとした説明資料であれば、この事業所は体制がしっかり整備されていて質が高いと感じます。

しかし、これから介護を必要とされる一般の方をターゲットにした場合は言葉の意味が分からないので注意してください。

パンフレットの作成スケジュールは基本的に逆算して考えてください。

納品日を先に設定し、逆算して、印刷期間、校正期間、作成期間、企画・構成期間、ヒアリング期間の日程を決めてください。日程に余裕がないとチェックが甘くなってしまい思わぬミスを招くことがあるので注意してください。

事業所で制作する場合、スタッフの労力に配慮をしてください。

事業所で制作する場合、技術面などの問題から作成できるスタッフが限られるので、スタッフに負担がかかることが想定されます。日程に余裕を持ってスタッフに過分の負担がかからないよう注意してください。

業者へ依頼する場合、作成後のアフターフォローがしっかりしていることを確認してください。

現在、社会保障制度が目まぐるしく変化していることもあり、関係法令の改正等によりパンフレットに載っている情報が古くなってしまうことがあります。

その、変更に素早く対応できるように、作成後のアフターフォローがしっかりしている業者へ依頼することがポイントです。

まとめ

パンフレットは潜在的な顧客の掘り起こしの役割もありますが、スタッフ採用に関しての事業所案内、事業所見学者へ事業所を簡潔に説明する資料、行政機関への報告書類の一部など様々な役割があります。

いわば、事業所の履歴書ともなりますので様々なシーンで活用いただき、更なる事業所の発展を目指してくれることを願っています。

-営業・集客

執筆者:

関連記事

パンフレット

知っていましたか? 特別養護老人ホームのパンフレット作りで重要な5つのポイント

うちの特養のパンフレットを作りたいんだけど、どこに気をつければ良いか分からないんだよね パンフレット制作の際に気をつける点は大きく分けて5つかな。作り方次第で読者に好印象を持ってもらえるから要チェック …

介護事業における効果的な集客方法とは?

僕の介護事業所はなかなか集客出来ないんだけど…どうすれば良いんだろう… ターゲットごとに集客方法を変えると良いぞ。ケアマネージャーに営業したり、近隣地域でチラシを配ったり、工夫すると良いぞ …

印刷

小規模多機能型居宅介護事業のチラシの作り方

僕、美術の成績「5」だったから、チラシやパンフレットの制作とか楽勝だよ いやいや、美術の成績はあまり関係ないぞ…大事なのはチラシを見た人の心を掴めるかどうかじゃ 確かに、そうじゃ。わしは、飼い主さんの …

営業する女性

介護事業の積極的な営業で多くのご利用者を獲得していくには

カイポチよ!最近、営業の方は進んでいるか? えっ?介護職員に営業させるの? やれやれ、介護事業での営業の重要性を理解していないみたいだのぉ。この記事を読んで勉強するのじゃ 介護事業というのはご利用者な …

効率化

介護事業所の「稼働率」をアップさせるには?

僕の開業した事業所、始めは売り上げよかったんだけど最近良くないんだよね… カイポチよ。「稼働率」という言葉を知っているか?稼働率を意識することで、事業所の売り上げを伸ばすことも出来るのじゃよ 「稼働率 …