採用面接時の作法〜面接で聞いていいこと、いけないこと〜

テーマ 【コラム】外岡潤  2016-09-16
新規職員の募集をかけ雇用する際、皆様はどんな面接を行っていますでしょうか? 実は応募者に聞いていいこと、いけないことがあり、また「これは聞いておいた方がよい」という効果的な質問項目もあります。知らず知らずのうちに誤った方法で面接をしていたということもあるかもしれません。本コラムを参考に面接技術をブラッシュアップして頂ければと思います。

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面接で聞いてはいけないこと

 厚生労働省は、採用選考について「応募者の基本的人権を尊重すること、応募者の適性・能力のみを基準として行うことの2点を基本的な考え方として実施することが大切です」とアナウンスしています(厚労省ホームページ「公正な採用選考の基本」)。

 面接はコミュニケーションですから中には判断が微妙なケースも出てくるかと思いますが、迷ったときは上記観点を意識して臨めば間違いないでしょう。要するに、応募者の人生観や考え方、生まれながらの個性に着目して選別すると、好き嫌いで選ぶことや不当な差別につながりかねないため、飽くまで「仕事をする仲間を迎え入れるためのチェック」という本来の目的を忘れず行ってください、という意味です。

 厚労省が具体的に「就職差別につながるおそれがある」とする質問項目は、下記囲みのとおりです。

 「尊敬する人物」も聞いてはいけないというのは、ユニークですがうっかり尋ねてしまいそうですね。実際の場面では、応募者をリラックスさせるために世間話のつもりで口にしてしまいそうな事柄が多い様です。他意が無くとも、相手がどう受け止めるかは分かりません。不用意な質問をしないように注意しましょう。そのためにも、面接時の質問リストを整備しそれに沿って尋ねるようにすることは必須といえます。

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テーマ 【コラム】外岡潤  2016-09-16

みんなのコメント

  • 応募者の適性・能力のみを基準として行うことの2点があれば縛りがないも同然です。基本的人権に触れることなど、考えられません。冷静に、明るく、応募者に対応すること、雰囲気を固くしないこと。反社会的な問題は応募条件に入れる。ではどうですか。

  • 応募者の適性・能力のみを基準として行うことの2点があれば縛りがないも同然です。基本的人権に触れることなど、考えられません。冷静に、明るく、応募者に対応すること、雰囲気を固くしないこと。反社会的な問題は応募条件に入れる。ではどうですか。

  • 面接時に聞いていい事、ダメな事。以前から多少は知っていましたが、ここまでしばりがあると非常に難しいですね。聞いてはいけない事を聞いている会社はたくさんあると思います。うつかどうかは聞いていいそうですが、発達障害かどうかは聞いてもいいのでしょうか?

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