人材確保のための実践的アドバイス―その6.なるべくコストをかけない打ち手

テーマ 【コラム】吉澤努  2016-02-25
前回は、人材獲得競争はズバリ「質」×「量」、どれだけたくさんの「打ち手」があるかが大切である、と述べ、なるべくコストをかけない「打ち手」についてご紹介した。今回はさらにもう少し踏み込んだ「打ち手」について考える。

関連記事:人材確保のための実践的アドバイス―その5.ほかによい「打ち手」はないのか?

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福祉系の専門学校に、土日祝日のアルバイトとして募集し、正式雇用につなげる

まずは学校対策(新卒対策)です。

新卒の職員を採用しようと、福祉系の専門学校に求人票を提出する介護事業所は多くあると思います。これを行うのは当然として、もう一歩踏み込んではいかがでしょうか。

新卒採用は人材獲得競争が激しいので、自事業所の求人票に学生さんからの注目を集めるのは、なかなか難しいかもしれません。そこで新卒の応募とは別に、春休み・夏休み等の長期休暇や夕方から夜間、もしくは土日祝日のみのアルバイトとして学校に求人票を提出してみてはいかがでしょうか。

最終的な狙いは、新卒で正社員として頑張ってほしい、ということになるのでしょうが、学生サイドから見てもこれにはメリットがあって、アルバイトなどでご利用者、職員とすでに「なじみの関係」が構築されていれば、そこに正式に就職をしたいと考えるのは自然の流れだと思います。

急がば回れ! ボランティアも積極的に受け入れ、採用に・・

そもそも福祉系の学校に通う学生さんですから、どこかでアルバイトをするのだったら介護事業所で、と考える学生さんは一定数存在すると思います。介護事業所側もアルバイトという雇用形態でその方の働きぶりを見ることができるので、安心して正式採用ができると思います。

こういったケースの場合、新卒採用に結びつくのはしばらく先のこととなりますが、「急がば回れ」的な発想です。また、現時点ですでに「猫の手も借りたい」ほど人手不足な介護事業所であれば、アルバイトといえども貴重な戦力ですから、それだけでも十分ありがたいはずです。

この発想でいうと、ボランティアから採用に結び付いた事例もあります。

ですから、ボランティアも積極的に受け入れて、お互いが慣れたタイミングで「ぜひ職員として活躍してみませんか?」とお誘いしてみてはいかがでしょうか。まずは短時間のパートから、というアプローチでもよいかもしれません。

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テーマ 【コラム】吉澤努  2016-02-25

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